rlogin(1) コマンドを使用してリモートシステムにログインします。
$ rlogin [-l user-name] system-name
rlogin |
(オプションなし) リモートシステムに直接、つまり現在のユーザー名を使用してログインする |
-l user-name |
リモートシステムに間接的に、つまり入力するユーザー名を使用してログインする |
ネットワークがユーザーを認証しようとする場合には、パスワードを求めるプロンプトは表示されません。リモートシステムがユーザーを認証しようとする場合は、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
操作が成功すると、rlogin コマンドは、そのシステムへの前回のリモートログイン、リモートシステム上で動作中のオペレーティングシステムのバージョン、ホームディレクトリに未処理のメールがあるかどうかに関して、簡潔な情報を表示します。
次の例は、pluto へ直接リモートログインした出力結果を示しています。このユーザーはネットワークから認証されています。
$ rlogin pluto Last login: Thu Feb 26 08:00:40 from earth Sun Microsystems Inc. SunOS 5.7 September 1998 You have mail. pluto%
次の例は、pluto へ間接リモートログインした出力結果を示しています。この場合、ユーザーはリモートシステムから認証されています。
$ rlogin -l smith pluto password: user-password Last login: Thu Feb 26 09:03:53 from earth Sun Microsystems Inc. SunOS 5.7 September 1998 You have mail. pluto%