Solaris のシステム管理 (第 2 巻)

スワップ空間

スワップ空間は、実際にはスワッピングに使用されるファイルシステムです。スワップ空間のサイズは、アプリケーションの要件に基づいて設定する必要があります。購入先にアプリケーションの要件を問い合わせてください。

表 24-5 に、Solaris のインストールプログラムがデフォルトのスワップ空間のサイズ設定に使用する値を示します。スワップ空間のサイズを設定する方法がわからない場合は、これらのデフォルトのスワップサイズから始めるとよいでしょう。

表 24-5 デフォルトのスワップサイズ

物理メモリーのサイズ 

デフォルトのスワップサイズ 

16 〜 64M バイト 

32M バイト 

64 〜 128M バイト 

64M バイト 

128 〜 512M バイト 

128M バイト 

512M バイトを超える場合 

256M バイト 

スワップ空間の管理については、『Solaris のシステム管理 (第 1 巻)』の「追加スワップ空間の構成の手順」を参照してください。