実時間管理者は、いつでも config_rt_dptbl を再設定して、スケジューラの実時間部分の振る舞いを変更できます。1 つの方法は、rt_dptbl(4) のマニュアルページの「REPLACING THE RT_DPTBL LOADABLE MODULE」というセッションで説明しています。
もう 1 つの方法は、dispadmin(1M) コマンドを使用して、実行中のシステムで実時間パラメタテーブルを調査または変更する方法です。dispadmin(1M) を実時間クラスで起動すると、カーネルの中心テーブルにある現在の config_rt_dptb1 内から現在の rt_quantum 値を取り出すことができます。現在の中心テーブルを上書きする際、dispadmin(1M) への入力に使用された設定ファイルは、rt_dptbl(4) のマニュアルページで説明されている書式に合致していなければなりません。
config_rt_dptbl[] 内にある優先順位を設定されたプロセス rtdpent_t と、関連づけられているタイムカンタム値を次に示します。