システムインタフェース

ネットワーキングプログラミングモデル

ファイルやデバイスの入出力と同様に、ネットワーク転送はプロセスサービス要求によって同期または非同期に実行できます。

同期ネットワーキング

同期ネットワーキングは、同期したファイルやデバイスの入出力と同様に進行します。write(2) 関数と同様に、送信要求はメッセージをバッファリングして戻りますが、バッファ空間がすぐ使用できない場合は、呼び出しプロセスを一時停止させることもあります。read(2) 関数と同様に、受信要求は要求を満たすデータが到着するまで、呼び出しプロセスの実行を一時停止させます。SunOS 5 では、転送サービスについて限界を保証していないので、同期ネットワーキングは他のデバイスに対して実時間特性が必要なプロセスには適していません。

非同期ネットワーキング

非同期ネットワーキングは、非ブロッキングサービス要求によって用意されます。また、アプリケーションは接続が確立またはデータが送受信されたときに非同期通知を要求することもできます。