TCP/IP とデータ通信

TCP/IP の構成の前に

TCP/IP ソフトウェアを構成する前に、以下のことをしておく必要があります。

  1. ネットワーク設計者の場合は、ネットワークトポロジを設計します。(詳細は、「ネットワークトポロジ」を参照してください)。

  2. インターネットのアドレス指定機関からネットワーク番号を入手します。( 「ネットワーククラス」を参照してください)。

  3. 設計したトポロジに従ってネットワークハードウェアを組み立て、ハードウェアが動作することを確認します。(ハードウェアのマニュアルと、 「ネットワークトポロジ」を参照してください)。

  4. ネットワークインタフェースとルーターが必要とする構成ソフトウェアがあれば、それを実行します。(ルーターについては、 第 3 章「ネットワークの計画」第 5 章「ルーターの構成」を参照。購入したネットワークインタフェースをマシンにインストールしてある場合は、ソフトウェア構成要件についてそのインタフェースのマニュアルを参照してください)。

  5. ネットワークに対する IP アドレス指定スキーマの計画を立てます。これには、必要に応じてサブネットアドレス指定も含まれます。(「IP アドレス指定スキーマの設計」を参照してください)。

  6. ネットワークに含まれるすべてのマシンに、IP 番号とホスト名を割り当てます。(「IP アドレス指定スキーマの設計」を参照してください)。

  7. ネットワークでどのネームサービス、つまり NIS、NIS+、DNS、またはローカルファイルのどれを使用するかを決定します。(『Solaris ネーミングの管理』を参照してください)。

  8. 必要なら、ネットワークで使用するドメイン名を選択します。(『Solaris ネーミングの管理』を参照してください)。

  9. 予定しているネットワーク上の少なくとも 1 台のマシンにオペレーティングシステムをインストールします。『Solaris のインストール (上級編)』を参照してください。