TCP/IP とデータ通信

PPP ソフトウェアのインストール

Solaris インストールプログラムを実行するときに配布ソフトウェア全体を選択すると、PPP ソフトウェアは自動的に組み込まれます。配布ソフトウェア全体を選択しなかった場合は、PPP を個別のパッケージとしてインストールできます。

インストールの確認

先へ進む前に、PPP リンクに含めるすべてのマシンに、Solaris バージョンの PPP をインストールしてあることを確認する必要があります。リンクに含める各エンドポイントについて、次のように入力します。


# pkginfo | grep ppp

32 ビットPPP がインストールされている場合は、次のパッケージ名が表示されます。


SUNWpppk       # Contains kernel modules
SUNWapppu      # Contains the link manager and login service
SUNWappp       # Contains configuration files

64 ビットPPP がインストールされている場合は、次のパッケージ名が表示されます。


SUNWpppk       # Contains the 32-bit kernel modules
SUNWpppkx      # Contains the 64-bit kernel modules
SUNWapppu      # Contains the link manager and login service
SUNWappp       # Contains configuration files

PPP がインストールされていないエンドポイントシステムがある場合は、pkgadd プログラムまたは admintool ソフトウェアマネージャを使ってインストールしてください。


注 -

pkgadd を使って PPP をインストールする場合は、上記のスクリーンボックスに並べた順序でパッケージをインストールする必要があります。


pkgadd プログラムと admintool ソフトウェアマネージャについての詳細は、『Solaris のシステム管理 (第 1 巻)』を参照してください。