csjtouj(3X)

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名前

jisconv, cjistouj, cjistosj, cujtojis, csjtojis, cujtosj, csjtouj, jis7touj, jis7tosj, ujtojis7, sjtojis7, jis8touj, jis8tosj, ujtojis8, sjtojis8, ujtosj, sjtouj, jistouj, jistosj, ujtojis, sjtojis- コード変換

形式

#include <jcode.h> 
 

char*cjistouj(s1,s2, unsignedchar*s1;, chars2;);
char*cjistosj(s1,s2, unsignedchar*s1;, chars2;);
char*cujtojis(s1,s2, char*s1;, unsignedchars2;);
char*csjtojis(s1,s2, char*s1;, unsignedchars2;);
char*cujtosj(s1,s2, unsignedchar*s1, *s2;);
char*csjtouj(s1,s2, unsignedchar*s1, *s2;);
char*jis7touj(s1,s2, char*s1;, char*s2;);
char*jis7tosj(s1,s2, char*s1;, char*s2;);
char*ujtojis7(s1,s2, char*s1;, char*s2;);
char*sjtojis7(s1,s2, char*s1;, char*s2;);
char*jis8touj(s1,s2, char*s1;, char*s2;);
char*jis8tosj(s1,s2, char*s1;, char*s2;);
char*ujtojis8(s1,s2, char*s1;, char*s2;);
char*sjtojis8(s1,s2, char*s1;, char*s2;);
char*jistouj(s1,s2, char*s1;, char*s2;);
char*jistosj(s1,s2, char*s1;, char*s2;);
char*ujtojis(s1,s2, char*s1;, char*s2;);
char*sjtojis(s1,s2, char*s1;, char*s2;);
char*ujtosj(s1,s2, char*s1, *s2;);
char*ujtouj(s1,s2, char*s1, *s2;);

MT レベル

Unsafe

機能説明

これらの関数は、JIS X 0208 文字セットの文字列および文字を JIS、日本語 EUC、PC 漢字に相互に変換します。ここでいう JISとは、8 ビット JIS と明記しないかぎり 7 ビットの JIS を指します。この JIS と 8 ビット JIS は、ほぼ同じですが、JIS X 0201 カナ文字セットの扱い方が違います。JIS (7 ビット JIS) では、古いコード形式との互換をとっています。文字単位の関数は、この JISと 8 ビット JIS を区別する必要はありません。

これらの関数は、NULL で終了する文字列を扱います。受け取り側の文字列がオーバーフローするかどうかは調べません。これらの関数を正しく動作させるためには setlocale(3C) の関数呼び出しで LC_CTYPE のロケールを、ja またはこれと同等な日本語ロケールにする必要があります。

cjistouj( )

s2 から JIS 文字を 1 文字読み取り、日本語 EUC に変換し、s1 に格納します。s1 を返します。

cjistosj( )

s2 から JIS 文字を 1 文字読み取り、PC 漢字に変換し、s1 に格納します。 s1 を返します。

cujtojis( )

s2 から日本語 EUC 文字を 1 文字読み取り JIS に変換し s1 に格納します。s1 を返します。

csjtojis( )

s2 から PC 漢字文字を 1 文字読み取り JIS に変換し s1 に格納します。 s1 を返します。

cujtosj( )

s2 から日本語 EUC 文字を 1 文字読み取り PC 漢字に変換し s1 に格納します。s1 を返します。

csjtouj( )

s2 から PC 漢字文字を 1 文字読み取り 日本語 EUC に変換し s1 に格納します。s1 を返します。

jis7touj( )

7ビット JIS 文字列 s2 を日本語 EUC に変換し s1 に格納します。成功すれば s1 を返します。失敗すると 0 を返します。

jis7tosj( )

7ビット JIS 文字列 s2 を PC 漢字に変換し s1 に格納します。成功すれば s1 を返します。失敗すると 0 を返します。

ujtojis7( )

日本語 EUC 文字列 s2 を 7 ビット JIS に変換し s1 に格納します。成功すれば s1 を返します。失敗すると 0 を返します。

sjtojis7( )

PC 漢字文字列 s2 を 7 ビット JIS に変換し s1 に格納します。成功すれば s1 を返します。失敗すると 0 を返します。

jis8touj( )

8ビット JIS 文字列 s2 を日本語 EUC に変換し s1 に格納します。成功すれば s1 を返します。失敗すると 0 返します。

jis8tosj( )

8ビット JIS 文字列 s2 を PC 漢字に変換し s1 に格納します。成功すれば s1 を返します。失敗すると 0 を返します。

ujtojis8( )

日本語 EUC 文字列 s2 を 8ビット JIS に変換し s1 に格納します。成功すれば s1 を返します。失敗すると 0 を返します。

sjtojis8( )

PC 漢字文字列 s2 を 8ビット JIS に変換し s1 に格納します。成功すれば s1 を返します。失敗すると 0 を返します。

ujtosj( )

日本語 EUC 文字列 s2 を PC 漢字に変換し s1 に格納します。成功すれば s1 を返します。失敗すると 0 を返します。

sjtouj( )

PC 漢字文字列 s2 を日本語 EUC に変換し s1 に格納します。成功すれば s1 を返します。失敗すると 0 を返します。

jistouj( )

8 ビット JIS 文字列 s2 を日本語 EUC に変換し s1 に格納します。成功すれば s1 を返します。失敗すると 0 を返します。

jistosj( )

8 ビット JIS 文字列 s2 を PC 漢字に変換し s1 に格納します。成功すれば s1 を返します。失敗すると 0 を返します。

ujtojis( )

日本語 EUC 文字列 s2 を 8 ビット JIS に変換し s1 に格納します。成功すれば s1 を返します。失敗すると 0 を返します。

sjtojis( )

PC 漢字文字列 s2 を 8 ビット JIS に変換し s1 に格納します。成功すれば s1 を返します。失敗すると 0 を返します。

関連項目

iconv(3), jconv(3X), jctype(3X), iconv_ja(5)

注意事項

これらの API を使ったオブジェクトモジュールは、/usr/lib/libjapanese.a のルーチン用 -ljapanese コンパイラオプションがリンクされている必要があります。

日本語専用ライブラリ libjapanese.a とそれに関連するヘッダーファイルは、将来のリリースでは提供されません。libjapanese.a を使用しているアプリケーションプログラムは、 XPG4.2 などの標準関数を使用して書き換えることをお勧めします。標準関数に関しては、wctype_ja(3c)、wctrans_ja(3c)、iconv_ja(5) のマニュアルページを参照してください。また、使用例については、「JFP 開発ガイド 」を参照してください。

libjapanese.a を使用しているアプリケーションプログラムの ソース互換性を保つために、代替関数およびマクロをソースファイルで提供しています。これらを使用する場合は、SUNWjlibj パッケージをインストールする必要があります。SUNWjlibj パッケージは、Solaris のインストール時に全体ディストリビューションを選択すると インストールされます。代替関数およびマクロの使用方法については、次の README ファイルを参照してください。

---

/usr/share/src/libjapanese/README

---

なお、libjapanese.a ライブラリおよび関連するヘッダーファイルも SUNWjlibj パッケージに含まれています。

使用上の留意点

これらの API は JIS X 0212 情報交換用漢字符号 (いわゆる補助漢字集合) を扱えません。 また、PC 漢字とのコード変換は 「OSF 日本語ベンダ協議会推奨日本語 EUC・シフト JIS 間コード変換仕様」に基づくコード変換を行いません。これらの変換を行うには、iconv(3) インタフェースを使用してください。

SunOS 5.7  最終更新日 1998年6月19日

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