Solaris 7 Maintenance Update 1 ご使用にあたって (Intel 版)

backout_mu によるバックアウト

backout_mu を使用してサーバーからディスクレスクライアントまたは AutoClient 上にある Solaris 7 MU1 をバックアウトするには、次の手順に従います。

  1. ディスクレスクライアントまたは AutoClient を停止します。

  2. サーバー上で、次のようにクライアントのルートディレクトリを引数として指定して、MU1 のディレクトリにある backout_mu スクリプトを実行します。

    • クライアントのプラットフォームに対応する MU1 イメージのローカルコピーから実行するには、次のように入力します。


      # cd <MU1 が格納されているローカルディレクトリ>
      # ./backout_mu -R /export/root/client_name
      

      client_name にはディスクレスクライアントまたは AutoClient のホスト名を指定します。

    • MU1 CD から実行するには、CD をマウントし、次のように入力します。


      # cd /cdrom/s7_maintenance_update_1_x86
      # ./backout_mu -R /export/root/client_name
      

      client_name にはディスクレスクライアントまたは AutoClient のホスト名を指定します。

  3. 対象となるディスクレスクライアントまたは AutoClient ごとにこの手順を繰り返します。

  4. サーバーのサービス領域にある Solaris 7 MU1 をバックアウトします。サーバーのプラットフォームに対応する MU1 イメージのローカルコピーから実行するには、次のように入力します。


    # cd <MU1 が格納されているローカルディレクトリ>
    # ./backout_mu -S Solaris_2.7
    
  5. ディスクレスクライアントまたは AutoClient をブートします。