SunVTS のプローブユーティリティは、起動時に、存在しているオーディオ処理系を判断し、audiotest のオプションメニューを適切に調整します。オプションメニューを次に示します。
audioamd(7) は、8 ビットモノラルで電話品質のオーディオデバイスです。
スピーカーボックス dbri(7) は、16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。
オンボード DBRI インタフェースは、16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。
SPARCstation 20 のオンボード dbri は、16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。
audiocs(7) は、オンボードの 16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。
audiocs(7) は、オンボードの 16 ビットステレオの高品質マルチメディアコーデックです。
内部ループバックは、オーディオジャックが未使用の (何も接続されてない) 場合にのみ有効です。
一部のオプションは、コマンド行でのみ選択することができます。「audiotest のコマンド行構文」のコマンド行オプションの説明を参照してください。
表 4-2 audiotest のオプション
オプション |
説明 |
---|---|
Audio Test |
音楽再生テストを有効または無効にします。デフォルトでは有効になっています。 |
Audio Output |
音楽再生テストの出力ポートを選択します。 |
Volume |
音楽再生テストの音量を設定します。 |
Loopback Test |
ループバックテストを有効または無効にします。外部ループバックテストを実行するには、選択するポート間をループバックケーブルで接続する必要があります。このテストは、デフォルトでは無効になっています。 |
Loopback type |
実行するループバックテストのタイプを選択します。 |
Crystal Test |
クリスタルテストを有効または無効にします。このテストは、デフォルトでは無効になっています。 |
Controls Test |
スピーカーボックスの制御テストを有効または無効にします。これは対話形式のテストであり、テスト中にスピーカーボックスの制御ボタンを押すように求められます。このテストは、デフォルトでは無効になっています。 |
他の SunVTS テストの実行中にクリスタルテストを実行しないでください。クリスタルテストはタイミングに依存するため、システムがビジー状態になっていると、時間切れエラーによってテストが失敗します。