SunVTS テストは通常、SunVTS ユーザーインタフェース (CDE、OPEN LOOK、TTY インタフェース) のどれか 1 つを利用して実行します。
これらのインタフェースでは、ボタンやメニューを利用して簡単にテストの設定、制御、結果表示をできるようになっています。操作に使うボタンやメニューについては『SunVTS 3.1 ユーザーマニュアル』で解説していますが、テストパラメタ (Test Parameter) のメニューについては各テストごとに固有の形式を取っているので、このマニュアルで追加説明します。
テストパラメタメニューに表示されるオプションは、各テストごとに異なりますが、画面の下部にあるボタンは共通です。次の図を参照してください。
メニュー項目 | 説明 |
---|---|
Configuration |
選択可能なデバイスのデバイスタイプ、容量、バージョン、シリアル番号などの情報を表示します。この情報は変更できません |
Options | 選択可能なデバイス、グループ、または全デバイスのテストのカスタマイズに使うテストオプションの一覧です。表示されるオプションは各テストにより異なります。詳細は、このマニュアルの各テストに対応する章を参照してください |
Apply | 選択可能なデバイスに現在設定したオプション値を割り当て、テストパラメタオプションメニューを閉じます。 |
Apply to Group |
デバイスグループ内のすべてのデバイスに現在設定したオプション値を割り当てて、テストパラメタオプションメニューを閉じます。ここで設定した値を割り当てられるのは 1 つのインスタンスだけで、複数のテストインスタンスに同じ値を同時に設定することはできません。 |
Apply to All |
すべてのデバイスに現在のオプション値を割り当てて、テストパラメタオプションメニューを閉じます。値を割り当てられるのはテストの 1 つのインスタンスだけです。 |
Reset |
すべてのオプション値をデフォルトの設定に戻し、テストパラメタオプションメニューを閉じます。 |
Cancel |
オプション値の変更内容をすべて無視して、テストパラメタオプションメニューを閉じます。 |
上記のテストパラメタオプションメニューの説明は、TTY インタフェースのテストパラメタオプションメニューについても同様に当てはまります。
上記のテストパラメタオプションメニューの説明は、OPEN LOOK インタフェースにも同様に当てはまりますが、SunVTS OPEN LOOK ユーザーインタフェースで Apply to Group および Apply to All ボタンは使用できません。