Sun GigabitEthernet アダプタを使用する際に必要となるソフトウェアは Solaris(TM) CD に収録してあります。
スーパーユーザーになります。
コマンド prtconf -pv を使って、GigabitEthernet (ge) デバイスがシステムに実装されているかどうかを調べます。
# prtconf -pv | grep SUNW,sbus-gem compatible: 'SUNW,sbus-gem' model: 'SUNW,sbus-gem'
# prtconf -pv | grep SUNW,pci-gem model: 'SUNW,pci-gem'
システムに ge デバイスが実装されている場合は、Solaris 7 3/99 Sun ハードウェアマニュアルに記載されている方法に従い、ドライバソフトウェアをインストールしてください。
システムに ge デバイスが実装されていない場合は、まずシステムをシャットダウンしてからアダプタを取り付けてください。その後で、Solaris 7 3/99 Sun ハードウェアマニュアルに記載してある方法に従い、ドライバソフトウェアをインストールしてください。
動的再構成 (DR: Dynamic Reconfiguration) をサポートするシステムを使用している場合は、シャットダウンやリブートを実行しないでください。インストールの際には、システムに付属のマニュアルに記載してある方法に従ってください。
/etc/hosts ファイル に、使用可能な ge インタフェースごとにエントリを 1 つずつ作成します。
# cat /etc/hosts # # Internet host table # 127.0.0.1 localhost 129.144.10.57 zardoz loghost 129.144.11.83 zardoz-11
grep コマンドを使い、ファイル /etc/path_to_inst の中から ge インスタンスを検索します。
# grep ge /etc/path_to_inst "/pci@1f,4000/pci@1/network@1" 1 "ge"
# grep ge /etc/path_to_inst "/sbus@1f,0/network@1,100000" 1 "ge"
上記の例ではいずれも、システムに実装された 1 番目の GigabitEthernet アダプタのインスタンス番号が 0 になっています。
path_to_inst ファイルに記述してある ge デバイスに一致するように、各 hostname.genum ファイルを設定します。
例えば以下の /etc/hostname.genum ファイルの場合は、zardoz-11 というホスト名の ge インタフェースが設定されています。
# cat /etc/hostname.ge1 zardoz-11
ifconfig コマンド を使って ge アダプタを設定します。下記の例で ip_address と書かれている部分にはシステムの IP アドレスを入力します。この後システムのリブートは必要ありません。システムは指定されたアダプタを使用するようになります。
# ifconfig ge0 plumb # ifconfig ge0 ip_address up
ドライバソフトウェアのさらに詳細な設定方法については、インストール終了後、Sun GigabitEthernet/S 2.0 Adapter Installation and User's Guide または Sun GigabitEthernet/P 2.0 Adapter Installation and User's Guide を参照してください。