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Sun Enterprise 10000 サーバーのみ。
このコマンドを dr(1M) シェルのプロンプトで実行すると、 init_attach(1M) 操作完了後に、指定したボードが元の状態に戻されます。 abort_attach lは、そのボードへの通電を保ったまま、ドメインには属さない状態で 残しておきます。また、 SUNW_HOSTNAME 環境変数で指定されたターゲットドメインで動作中の オペレーティングシステムに対し、処理中の接続操作を中止するように指示します。 次に、ボードを domain_config ファイルから削除し、 Enterprise 10000 のセンタープレーンクラスタマスクレジスタ およびボードドメインマスクレジスタをリセットします。 『Sun Enterprise 10000 SSP リファレンスマニュアル』の domain_config(4) を参照してください。
init_attach(1M) が正常に完了した後、または complete_attach(1M) コマンドを使用しない場合に、 abort_attach コマンドを実行します。
abort_attach を実行しても操作を中止できない場合は、少し時間をおいてから再度試みるか、 購入先に連絡してください。
正常に終了すると、abort_attach は広域変数 dr_return に 0 を返します。それ以外の 場合は、1 つ以上の診断メッセージとともに 1 を返します。
dr> abort_attach 5
Aborting attach board 5 to domain ts4.
Processors on board 5 reset.
Removing board 5 from domain_config file.
Board 5 placed into loopback.
Abort attach board successful.
dr>
以下の診断をサポートしています。
Failed to abort board attachment
少し時間をおいてから abort_attach コマンドを再度試みるか、または購入先に連絡してください。
DR は使用法の構文エラーを検出すると、ただちに dr(1M) コマンドを中止し、 dr(1M) シェルのプロンプトを表示します。この場合、 dr_return は変更されません。dr(1M) を参照してください。
dr(1M), init_attach(1M)
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