名前 | SYNOPSIS | 使用条件 | 機能説明 | オプション | 終了ステータス | 使用例 | 診断 | 注意 | 関連項目
Sun Enterprise 10000 サーバーのみ。
このコマンドを dr(1M) シェルのプロンプトで実行すると、ボードの切り離しを中止できます。 abort_detach を実行できるのは、ボードのドレインを指示してから、ボードが完全に 切り離されるまでの間です。 abort_detach が正常に実行されると、オペレーティングシステムは、指定したシステムボード上の リソースを元どおり使用できるようになります。
正常に終了すると、abort_detach は広域変数 dr_return に 0 を返します。それ以外の場合は、1 つ以上の診断メッセージとともに 1 を返します。
dr> abort_detach 4
Aborting detach board 4
Returning board to domain_config.
Adding board 4 to domain_config file.
Abort board detach completed successfully.
以下の診断をサポートしています。
FAILED to restore domain_config file
Retry the ABORT board detach at a later time
ボード番号を、domain_config(4) ファイル ( 『Sun Enterprise 10000 SSP リファレンスマニュアル』を参照) にあるターゲットドメインのボードリストに復元する試みが失敗しました。 これは一時的な現象の場合もあるので、少し時間をおいてから abort_detach コマンドを再度試みてください。
Failed to abort board detach
ターゲットドメイン上のオペレーティングシステムが、ボードを 完全な動作状態に復元できませんでした。 これは一時的な状態かもしれないので、少し時間をおいてから abort_detach コマンドを再度試みてください。
DR は使用法の構文エラーを検出すると、すぐに dr(1M) コマンドを中止し、 dr(1M) シェルのプロンプトを表示します。 この場合、 dr_return は変更されません。 dr(1M)を参照してください。
complete_attach(1M), dr(1M), drain(1M)
名前 | SYNOPSIS | 使用条件 | 機能説明 | オプション | 終了ステータス | 使用例 | 診断 | 注意 | 関連項目