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Sun Enterprise 10000 サーバーのみ。
init_attach(1M) を正常に実行した後でボードの DR 接続を完了するには、 このコマンドを dr(1M) シェルプロンプトで実行してください。 complete_attach を実行すると、ターゲットドメイン上のオペレーティングシステムは、 指定されたボードのリソース (プロセッサ、メモリー、および入出力デバイス) を、 実行中のシステムに動的に追加します。 ボード上に存在するいずれかのデバイスの接続を妨げるような問題が発生した場合は、 その問題がターゲットドメインのシステムメッセージバッファーに記録されます。 正常に接続されたデバイスのリストを表示するには、 drshow(1M) コマンドを実行して、そのボードの現在のシステム設定を表示します。
正常に終了すると、complete_attach は広域変数 dr_return に 0 を返します。 それ以外の 場合は、1 つ以上の診断メッセージとともに 1 を返します。
dr> complete_attach 5
Completing attach for board 5
Board attachment completed successfully.
以下の診断をサポートしています。
Failed during final state transition
接続の最終段階で動作を失敗しました。 DR デーモンがまだターゲットドメインで動作しているかどうかと、 ネットワークが稼動しているかどうかを確認します。 この失敗から回復するには、 complete_attach op操作を繰り返すか、 abort_attach(1M) を実行します。
Failed to complete attach board
ターゲットドメイン上のオペレーティングシステムがボードを接続できませんでした。 少し時間をおいてから再度 complete_attach 操作を繰り返すか、 abort_attach(1M) コマンドを実行します。
DR は使用法の構文エラーを検出すると、ただちに dr(1M) コマンドを中止し、 dr(1M) シェルプロンプトを表示します。この場合、dr_return は変更されません。dr(1M) を参照してください。
dr(1M), drshow(1M), init_attach(1M)
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