名前 | 形式 | 使用条件 | 注意 | 機能説明 | オプション | 終了ステータス | 診断 | 関連項目
Sun Enterprise 10000 サーバーのみ。
このコマンドは使用しないでください。 これは DR シェルの中で実行されるコマンドで、使用するのは危険です。 情報の提供だけを目的として、ここに記載されています。 このコマンドの代わりに complete_detach(1M) を使用してください。 これは同じ機能を実行し、更に安全対策と検査による安全性を備えています。
dr_cmd_c_detach は、ボードの DR Detach 操作を完了させます。 ただし、目的のシステムボードが、 dr_cmd_drain(1M)によってあらかじめドレインされている必要があります。
システムボードを切り離せるのは、ボード上の全デバイスが 使用されていない場合だけです。 DR は、ボード上のメモリー、プロセッサ (ほとんどの場合)、 およびネットワークデバイスの使用を自動的に停止します。 ただし、システム管理者は、 すべてのボードの入出力デバイスが使用されていないことを確認してください。 drshow(1M) を使用することによって、 特定のシステムボード上で使用されているデバイスを表示できます。
dr_cmd_c_attach は、正常に終了した場合に広域変数 dr_return に 0 を返します。 失敗した場合は 1 を返し、診断メッセージを表示します。
Tcl の構文解析エラーが発生すると、DR コマンドが実行されなくなり、 その結果、 dr_return が初期化されません。 このような場合、 dr_return エラーコードは不正確です。 リターンコードについての詳細は dr(1M) を参照してください。
complete_detach(1M) の「診断」を参照してください。
dr(1M), dr_cmd_drain(1M)
『Sun Enterprise 10000 SSP ユーザーマニュアル』