名前 | 形式 | 使用条件 | 機能説明 | オプション | 関連項目
Sun Enterprise 10000 サーバーのみに対応。 このコマンドはホスト環境で実行します。 SSP 環境では実行しないでください。
dr_daemon は、Sun Enterprise 10000 の Dynamic Reconfiguration (DR) ドライバ、 dr(7) にインタフェースを供給する、一種の RPC プログラムです。 Hostview および DR アプリケーションが、DR にユーザーインタフェースを 供給します。 『Sun Enterprise 10000 SSP リファレンスマニュアル』 の hostview(1M)、 および 『Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration リファレンスマニュアル』 の dr(1M) も参照してください。
Alternate Pathing デーモンとの接続を停止します。 『Sun Enterprise Server Alternate Pathing リファレンスマニュアル』 の ap_daemon(1M) も参照してください。
/platform/SUNW,Ultra-Enterprise-10000/lib/dr_daemon の RPC プログラム名は DRPROG、RPC プログラムナンバーは 300326で、 プロトコルには TCP を使用しています。 この TCP をトランスポート層に用いて inetd サーバーとして起動します。 デーモンへのアクセスに必要となる UID は ssp です。 この UID は非ログイン UID とすることも可能です。
/etc/inetd.conf ファイルにあるこのデーモンへのエントリは、以下の通りです。
300326/4 tli rpc/tcp wait root /platform/SUNW,Ultra-Enterprise-10000/lib/dr_daemon dr_daemon
このデーモンのクライアントは Hostview と DR だけです。 dr(1M) は非ウィンドウ環境での使用を前提としたコマンドラインインタフェースしか装備していませんが、 Hostview により GUI インタフェースが供給されます。 ステータスやエラーメッセージのレポートに、DR デーモンは syslog(3) を使用します。 syslog(3) は起動時に LOG_DAEMON 機能と LOG_ERR および LOG_NOTICE の優先順位を 記録します。
コントローラのシステムへの接続およびシステムからの切り離しを AP ソフトウェアに通知する時、 あるいはシステム構成の情報を収集する時、 dr_daemon は RPC を介して Alternate Pathing (AP) デーモンと連携します。 詳細は 『Sun Enterprise Server Alternate Pathing リファレンスマニュアル』 の ap_daemon(1M) を参照してください。
『Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル』
『Sun Enterprise Server Alternate Pathing ユーザーマニュアル』
このマニュアルの dr(7)
『Sun Enterprise Server Alternate Pathing リファレンスマニュアル』 の ap(1M), ap_daemon(1M)
『Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration リファレンスマニュアル』の dr(1M)
『Sun Enterprise 10000 SSP リファレンスマニュアル』 の hostview(1M), hpost(1M)
このマニュアルの add_drv(1M), drvconfig(1M), devlinks(1M), disks(1M), inetd(1M), ports(1M), tapes(1M), prtconf(1M), syslog(3)