Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration リファレンスマニュアル

reconfig(1m)

名前 | 形式 | 使用条件 | 警告 | 機能説明 | 終了ステータス | 使用例 | 診断 | 注意 | 関連項目

名前

reconfig- 自動設定シーケンスの開始

形式

reconfig

使用条件

Sun Enterprise 10000 サーバーのみ。

警告

このコマンドはデバイスファイルをマッピングし直し、既知のデバイスの名前を変更します。相当な注意を払って使用してください。

機能説明

動作中のドメインに新しいボードを接続した後で、このコマンドを dr(1M) シェルプロンプトで実行して、そのボードのデバイスを即座に使用可能な状態にします。

reconfig は、ターゲットドメイン内で、標準の Solaris 設定シーケンスを実行します。このシーケンスは、以下のコマンドで構成され、上から順に実行されます。 drvconfig(1M), devlinks, disks(1M), ports(1M), tapes(1M)

終了ステータス

reconfig は、正常に終了した場合に広域変数 dr_return に 0 を返します。失敗した場合は 1 を返します。

使用例

例 1

dr> reconfig
Reconfiguration of devices in progress...
Reconfiguration completed successfully.

診断

Reconfiguration failed: Enterprise 10000 ドメインの再設定コマンドが 1 つまたは複数失敗しました。 Enterprise 10000 ドメインの /var/adm/messages ファイルを調べてください。

注意

DR は、使用法の構文エラーを検出すると、ただちに dr(1M) コマンドを中止し、 dr(1M) シェルプロンプトを表示します。この場合、 dr_return は変更されません。 dr(1M) を参照してください。