Solaris 7 - 3/99 オンラインリリース情報

Solaris 7 - 3/99 マニュアルに関する情報

XIL 開発者用マニュアルの Web アドレス

対象マニュアル: 『Solaris 7 インストールライブラリ (SPARC 版)』『Solaris 7 インストールライブラリ (Intel 版)』「新規機能の概要」の章

「ソフトウェア開発環境」の「XIL 1.4 実行環境」の節に記載されている XIL 開発者用コンポーネントを提供する Web アドレスが、http://www.sun.com/software/imaging に変更されました。

また、XIL 開発者用コンポーネントには現在、次のマニュアル含まれていません。

XIL 実行時ライブラリと実行時ヘッダーは、XIL を使用しているアプリケーションを引き続きサポートするために、Solaris に組み込まれています。

「XIL は、立体画像イメージ表示機能を新たにサポートすることにより...」という文章を、「XIL は立体画像イメージ表示機能を新たにサポートしたため...」と読み替えてください 。

Solaris 7 サーバー上で SunOS 4.x をサポートするための SUNWhinst

対象マニュアル:Solaris 移行ガイド

"SunOS 4.x をサポートする機能を Solaris 7 サーバへ追加する"で説明されているように、SunOS 4.x ディスクレスクライアントをサポートするように構成されている Solaris 7 サーバーには、SUNWhinst パッケージをインストールする必要があります。SUNWhinst パッケージは、Solaris Easy Access Server 2.0 Software CD の次のディレ クトリにあります。

ユーロ通貨のサポート

対象マニュアル:Solaris 7 インストールライブラリ (SPARC 版)』『Solaris 7 インストールライブラリ (Intel 版)』「新規機能の概要」の章

「通貨「ユーロ」のサポート」の節に、ユーロ通貨をサポートするロケールは 16 個あると記述されていますが、実際は"ユーロ通貨をサポートする新しいユーザーロケール"の表に記載されているように、15 個のロケールがユーロ通貨用にサポートされています。

x86 only: 調整可能なカーネルベース

対象マニュアル:Solaris のシステム管理 (第 2 巻)』 「システム性能の管理」の章

Solaris 7 (Intel 版) には、カーネルベースという調整可能な新しいプロパティがあります。システム管理者は、このプロパティを使用してカーネル空間またはユーザー空間の最大サイズを変更できます。

x86 およびその互換プロセッサでは、仮想アドレス空間としてサポートするのは 4G バイトだけです。Solaris オペレーティング環境のデフォルト設定では、4G バイトのうちユーザープロセスに 3.5G バイト、Solaris カーネルに 512M バイトを当てます。この割り当ては、作業負荷によっては適当でない場合があります。たとえば、カーネルベースのネットワークキャッシュアクセラレータでは、カーネルにより大きな仮想アドレス空間を設定すると効果的です。一方、Oracle のような RDBMS を使用したトランザクション処理オペレーションを実行する物理的なメモリーとして 4G バイトを持つシステムでは、ユーザープロセスの空間を増やすと効果的です。

デフォルトの割り当ては、カーネルベースプロパティにより変更できます。カーネルベースは、カーネルアドレス空間の始まりを定義します (デフォルト値は 0xE0000000)。カーネルベースを 0xC0000000 よりも低く設定すると、システムの ABI との互換性が失われ、ABI 互換のユーザープログラムが動作しなくなる場合があります。

カーネルベースの値の変更は、eeprom(1M) を使用して行います (16 進を使用)。新しい値は、システムのリブート時に有効になります。

x86 only: x86 システム用のデバイス

対象マニュアル:Solaris 7 デバイスの構成 (Intel 版) (Solaris 7 Installation Collection)

x86 only: SunOS 5.7 のマニュアルページ ncrs(7D)

対象マニュアルページ: ncrs(7D)

SunOS 5.7 のマニュアルページ ncrs(7D) に記載されている情報が最新でありません。 最新の情報が記載されているマニュアルページは、 http://www.sun.com/developers/driver の「Driver Developer Site」を参照してください 。最新の情報は次のとおりです。

ncrs ホストバスアダプタドライバは SCSI 準拠のドライバで、SCSI チップの Symbios 53c810、53c815、53c820、53c825、53c860、53c875、53c895 をサポートしています。キューのタグ付けやタグ解除、Wide/Fast/Ultra の各 SCSI モード、自動要求の検知など、SCSI インタフェースの標準機能をサポートしています。ただし、リンクされたコマンドはサポートしていません。

ncrsドライバを構成するには、ncrs.conf ファイルに、以下に示すプロパティを定義します。設定されたプロパティは、大域的な SCSI 設定よりも優先され、ncrs によってサポートされます。

これらは、ユーザーが変更することができます。

n -target-scsi-options はターゲットに対する -scsi-options プロパティの値よりも優先されます。n の値は 0 から 15 の十進数です。ncrs は、次の SCSI オプションをサポー トしています。

-scsi-watchdog-tick の後、ncrs ドライバは現在のコマンドおよび切断されているコマンドのすべてについて、非活動タイムアウト時間を超えているものがないかどうかを検査します。

-scsi-tag-age-limit は、 ncrs ドライバがすべてのタグ ID を一巡した後に現在使用されている特定のタグ ID を割り当てようとする回数です。同じタグ ID が -scsi-tag-age-limit 回使用された後は、すべてのコマンドが完了またはタイムアウトになるまで、このターゲットに対してコマンドは発行されません。


注 -

ncrs ハードウェア (53c895/53c875) は、Wide、Fast、Ultra の SCSI モードをサポートします。最大 SCSI 帯域幅は 40 MB/秒 です。

UltraTM SCSI は、デフォルトでは無効になっています。これを有効にするには、 ncrs.conf ファイルを編集して scsi-options プロパティを 0x1ff8 に設定してくだ さい。


Solaris 7 リファレンスマニュアル (AnswerBook2) のリンク (4180153)

対象マニュアル: Solaris 7 - 3/99 Documentation CD (日本語版) に含まれている「Solaris 7 リファレンスマニュアル Collection」中の、 各 SunOS リファレンスマニュアル、 各 JFP リファレンスマニュアル

上記のリファレンスマニュアル中に含まれている、参照先マニュアル (「Solaris 7 リファレンスマニュアル Collection」以外のマニュアル) へのリンクをクリックしても、空白のページが表示されたり、英語版のマニュアルが表示されることがあります。

回避方法 : ページの上部にある「ライブラリ」のアイコンをクリックして「個人ライブラリ」のページを表示し、参照したいマニュアルのタイトルをクリックしてください。