Solaris 7 - 3/99 オンラインリリース情報

トゥルーカラー環境での性能を改善するためカラーマップを調整する (4102599)

Java アプリケーションでの X 要求が多いと、8 ビットカラー (TrueColor または PseudoColor) 環境でときどき起動が遅くなります。処理速度の遅いマシン上では、より顕著にこの状態が現れます。起動が遅れる主な原因は、初期化時に awt ライブラリにより最適にディザ処理されるカラーマップの計算です。

回避方法: 初期化時に計算されたカラーマップの大きさを、環境変数 VIRTCUBESIZE を使用して調整してください。4 から 32 までの間の 2 の累乗数を設定してください。デフォルトは 32 です。


setenv VIRTCUBESIZE 8