Solaris 7 - 3/99 オンラインリリース情報

ファイルシステム

スライスが重複したシステムでは、アップグレードが失敗する場合がある (4162497)

アップグレードが必要なシステムに接続されたディスクでスライスが重複していると (バックアップスライスを除く)、アップグレードの設定処理が失敗します。ディスク領域の再割り当て機能を使用している場合は、自動配置処理が失敗します。

回避方法: format コマンドを使用して、重複したスライスを変更または削除してください。


注意 - 注意 -

スライスを変更すると、変更されたスライスと、変更されたスライスに重複しているスライス上のデータは消失します。影響を受けるスライスのデータはすべて、スライス操作を行う前にバックアップを取ることをお勧めします。


SPARC only: cpr_reset_properties: Unable to open /.cpr_default on /pci@1f,4000/scsi@3/disk@0,0:a" というメッセージが表示される (4163575)

ファイルシステムのロギング機能が有効な場合、cpr Suspend の後でリブートすると、上記と同じまたは一部が異なるメッセージが出力されます。 / (ルート) ファイルシステムまたは cpr 状態ファイルに選択されたファイルシステムでロギング機能が使用されている場合、 cpr Suspend および cpr Resume 機能を、ファイルシステムのロギング機能と併用することはできません。

cpr を使用できる条件は次のとおりです。

回避方法 : cpr 状態ファイルにするファイルシステムには、 / 以外のファイルシステムおよびロギング機能が有効になっていないファイルシステムを選択してください。