MWM を現在使用している場合は、Solaris CDE にアップグレードしてください。Solaris CDE は高度な機能を提供し、移行は難しくありません。MWM から完全な Solaris CDE にアップグレードできない場合、次の情報を参照してください。
Solaris 2.5 ソフトウェア開発者キットに含まれる Motif 開発キットを使用してアプリケーションを開発した場合、Solaris CDE に含まれるウィンドウマネージャ dtwm を使用できます。ウィンドウマネージャは MWM と同じように使用できます。また、ウィンドウマネージャは MWM 用のリソースファイルをサポートします。
次の操作により、ウィンドウマネージャを既存の MWM 構成と同じようなものにすることができます。
次の設定により、dtwm フロントパネルを無効にできます。
Dtwm*useFrontPanel: False |
このリソースは .Xdefaults に設定できます。または、/usr/dt/app-defaults/C/Dtwm ファイルの既存のリソースを True から False に変更できます。
dtwm の -name オプションにより、既存の mwm リソースのほとんどを使用できます。-name オプションについては dtwm のマニュアルページを参照してください。
MWM カスタマは $HOME/.mwmrc ファイルに依存する場合と、依存しない場合があります。dtwm が $HOME/.mwmrc ファイルを読み取るように設定できる dtwm リソース configFile がありますが、リソースについては dtwm のマニュアルページで説明しています。
dtwm と mwm のルートメニューは異なります。dtwm ルートメニューはすべて構成可能です。ルートメニューでは任意の変更が可能です。詳細は、dtwm と dtwmrc のマニュアルページを参照してください。