Solaris ネーミングの管理

NIS+ とネームサービススイッチ

NIS+ は、「ネームサービススイッチ」と呼ばれる別の機能と連係して動作します。ネームサービススイッチは、単に「スイッチ」と呼ばれることもあります。これを使用することにより、Solaris 7 リリースベースのワークステーションは、複数のネームサービスから情報を入手できます。具体的には、ローカルファイル、つまり /etc 内のファイル、NIS マップ、DNS ゾーンファイル、または NIS+ テーブルからです。このスイッチによって、ソースの選択が可能となるだけでなく、ワークステーションは情報の「種類」ごとに別のソースを指定できます。このスイッチの詳細は、第 2 章「ネームサービススイッチ」を参照してください。