Solaris リリース 7 では、コンパイル版の Berkeley Internet Name Domain (BIND) 8.1.2 を提供します。Solaris 7 リリースでは、コンパイル版の BIND を提供しています。このソフトウェアのコンパイル時には、たくさんのサイトでの様々なニーズに対応するためにオプションの設定や選択が行われました。しかし、もしこのコンパイル版の BIND がニーズに合わない場合、公に入手可能なソースコードを用いて、再コンパイルし、自分用のオリジナルのバージョンの BIND を作成することもできます。
Solaris 7 リリースで提供される BIND バージョンのコンパイルでは、以下の選択が行われました。
「RFC1535」
「逆参照」
「Bogus ネームロギング」
「デフォルトのドメイン名」
DNS ドメイン名が /etc/resolv.conf 内または LOCALDOMAIN
環境変数で設定されていない場合、libresolv は、デフォルトのドメイン名を NIS または NIS+ のドメイン名から導き出します。ただし、それは /etc/nsswitch.conf ファイルが hosts 行の最初の要素として nisplus または nis を含んでいる場合です。
「ユーティリティスクリプト」
「テストプログラム」
BIND のテストプログラムである dig、dnsquery、host は、今回の Solaris リリースには含まれていません。これらのテストプログラムの目的は、nslookup と nstest の目的と同様です。