Solaris ネーミングの管理

列とエントリ

NIS+ テーブルにはさまざまな種類の情報が格納されていますが、これらの基本構造はすべて同じで、行と列から構成されます。行は「エントリ」または「エントリオブジェクト」と呼ばれます。

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クライアントは、キーだけではなく、任意の検索可能な列によっても情報にアクセスできます。たとえば、baseball という名前のワークステーションのネットワークアドレスを見つけるには、ホスト名の列を探して baseball を見つけます。

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次に、baseball のエントリ行を移動して、そのネットワークアドレスを見つけます。

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クライアントは、任意のレベルでテーブル情報にアクセスできる (つまり、テーブルに全体としてアクセスできる) ため、NIS+ は 3 つのレベルすべてにセキュリティ機構を提供しています。たとえば、管理者は、オブジェクトレベルで全員にテーブルの読み取り権を割り当て、列レベルで所有者に変更権を割り当て、エントリレベルでグループに変更権を割り当てることができます。テーブルのセキュリティの詳細は、第 10 章「NIS+ のアクセス権の管理」で説明しています。