fncreate で host をコンテキストのタイプとして指定すると、ホストのコンテキストとサブコンテキストが作成されます。-o オプションを指定しなければ、ホストの service コンテキストと fs のバインディングが作成されます。-o オプションを指定した場合は、host コンテキストだけが作成されます。
# fncreate -t host org/sales/host/antares/ |
antares というホストのコンテキストが作成されます。実際には以下のコマンドが実行されます。
fncreate -t service org/sales/host/antares/service/ fncreate -t fs org/sales/host/antares/fs/ |
host コンテキスト (およびそのサブコンテキスト) の所有者となるのはホストです。上記の例では antares というホスト (NIS+ 主体名 antares.sales.doc.com) が以下のコンテキストの所有者となります。
org/sales/host/antares/
org/sales/host/capsule/service/
org/sales/host/capsule/fs
ただしこの場合、ホストの属する hostname コンテキスト (上記の例では、org/sales/host/) が必要です。また NIS+ テーブル hosts.org_dir に、ホスト名を指定する必要があります。