SunVTS 3.3 ユーザーマニュアル

個別テストオプション

個別テストオプションは、個々のテストに用意されている、そのテストにだけ関係するオプションのセットです。たとえば、ディスクテストでテストする媒体の量、メモリーテストでテストするメモリー量、ネットテストでの遠隔ホストのアドレスなどが個別テストオプションに該当します。これらのオプションはデバイスごとに異なります。詳細は、『SunVTS 3.3 テストリファレンスマニュアル』を参照してください。

個別テストオプションは、SunVTS ユーザーインタフェースの Test Parameter Option メニューを使用して設定します。以下では、このメニューの共通する部分だけを説明します。

図 5-1 Test Parameter Option メニュー (CDE)

Graphic

表 5-3 Test Parameter Option メニューのメニュー項目

メニュー項目 

 説明

Configuration 

選択可能なデバイスのデバイスタイプ、容量、バージョン、シリアル番号などの情報を表示します。この情報は変更できません。 

Options 

 選択可能なデバイス、グループ、または全デバイスのテストをカスタマイズに使うテストオプションの一覧です。表示されるオプションはテストによって異なります。詳細は、このマニュアルの各テストに対応する章を参照してください。

Apply 

 選択可能なデバイスに現在のオプション値を割り当て、Test Parameter Option メニューを閉じます。オプション値を割り当てられるのは現在のデバイスだけです。
 Apply to Group

デバイスグループ内のすべてのデバイス (同一コントローラ上の、同じデバイスタイプのデバイス) に現在のオプション値を割り当て、Test Parameter Option メニューを閉じます。オプション値を割り当てられるのはテストの 1 つのインスタンスだけで、複数のテストインスタンスに同じ値を同時に設定することはできません。 

Apply to All 

すべてのデバイス (すべてのコントローラ上の、同じデバイスタイプのデバイス) に現在のオプション値を割り当て、Test Parameter Option メニューを閉じます。オプション値を割り当てられるのはテストの 1 つのインスタンスだけで、複数のテストインスタンスに同じ値を同時に設定することはできません。 

 Reset

すべてのオプション値をデフォルトの設定に戻し、Test Parameter Option メニューを閉じます。 

 Cancel

オプション値の変更内容をすべて無視して、Test Parameter Option メニューを閉じます。 


注 -

Test Parameter Option メニューの説明は、TTY インタフェースの Test Parameter オプションメニューにも当てはまります。



注 -

Test Parameter Option メニューの説明は、SunVTS の OPEN LOOK ユーザーインタフェースにも当てはまります。ただし、OPEN LOOK インタフェースでは、Apply to Group および Apply to All ボタンは使用できません。