/opt/SUNWvts/bin/sptest 標準引数 -o dev=デバイス名,porta=第 1 ポート名, T=ポート,L=ループバックタイプ,M=モード,D=データパターン, AB=async_baudrate, BS=非同期時ボーレート,S=非同期時書き込みサイズ,PAR=パリティ,F=フロー制御, B=同期時速度,DP=同期時ドロップ許容レベル,P=同期時時間切れ
表 35-5 sptest のコマンド行構文
引数 |
説明 |
---|---|
dev=デバイス名 |
テストするシリアルポートを指定します。デフォルト値はないため、以下のような形式で必ず指定する必要があります。 se0, zs0, zs1 zs2, zs3 ..., ... |
porta=ポート名 |
シリアルデバイスペアの最初のデバイス名を指定します。デフォルトは a です。 |
M=モード |
テストモードとして、以下のいずれかを指定します。 asynch synch both デフォルトは、asynchronous (非同期) です。 |
T=テストタイプ |
実行するテストのタイプとして、以下のいずれかを指定します。 a= ポート a でテストを実行 b= ポートb でテストを実行 a_b= ポートa、b の順にテストを実行 a_b_concurrent= ポートa と b で同時にテストを実行 a_to_b= ポートa からポートb にテストを実行 |
L=ループバックのタイプ |
ポートに接続するループバックコネクタのタイプとして以下のいずれかを指定します。 No_modem_a_to_b Internal_a_to_a__b_to_b Plug_a_to_a__b_to_b Modem_a_to_b |
D=データパターン |
転送するデータパターンを指定します。指定可能な値は以下のいずれかです。 Random Sequential Alphanumeric 0x00-0xFF |
AB=ボーレート |
非同期モードでのボーレートを指定します (デフォルト = 9600)。有効な値は、110 〜 460800 の範囲です。 注: 一部のプラットフォームでは、38400 または 76800 までのボーレートしかサポートされていません。153600 を超えるボーレートを使用するには、シリアル回線ドライバを RS-232 モードではなく、RS-423 モードに設定する必要があります。 |
BS=非同期時書き込みサイズ |
非同期モードでの書き込みブロックサイズを 1 〜 10000 バイトの範囲で指定します。 |
S=非同期時総サイズ |
非同期モードでの総書き込みバイト数を 1 〜 10000 バイトの範囲で指定します。 |
PAR=パリティー |
非同期モードでのパリティー検査方式として、以下のいずれかを指定します。 None Even Odd |
F=フロー制御 |
非同期モードでのフロー制御方法として、以下のいずれかを指定します。 Hardware(RTS/CTS) Software (xon/xoff) None |
B=ボーレート |
同期モードでのボーレートを指定します (デフォルト = 9600)。 有効な値は 110 〜 256000 の範囲です。 注 - 一部のプラットフォームでは、38400 または 76800 までのボーレートしかサポートされていません。100000 を超えるボーレートを使用するには、シリアル回線ドライバを RS-232 モードではなく、RS-423 モードに設定する必要があります。 |
DP=同期時ドロップ 許容レベル |
同期モードでのパケットドロップの許容レベルを指定します (デフォルト=20%)。 |
P=同期時時間切れ |
同期モードでのポーリング中の追加待ち時間を秒単位で指定します。 |
64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。