tapetest は、3 つのテストモードをすべてサポートしています。テープデバイスに対しては、選択されたモードに従って、異なるテスト方法が使用されます。
表 42-2 tapetest のテストモード
テストモード |
説明 |
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接続テストモード |
ドライブを開くことができるかどうか、また、ドライブの種類を判定することができるかどうかを調べます。両方の検査に成功するか、ドライブがビジーの場合、テストは成功です。ビジー以外の何らかの理由でドライブを開くことができない場合、テストは失敗になります。 |
機能テストモード (オフライン) |
デバイスの状態を調べてテープを巻き戻し、データを消去してテープの巻き具合いを均等にします。デバイスがカートリッジテープの場合は、nblk または eot (デフォルト) にパターンを書き込んでテープを巻き戻し、読み取りを行ってパターンの比較を行います。 |
機能テストモード (オンライン) |
デバイスを開いて、そのデバイスから数ブロックを読み取ります。読み取りに成功すれば、テストは成功です。デバイスがビジー、またはドライブにテープカートリッジが存在しなかった場合、テストは実行できず失敗となります。 |