将来の Solaris リリースでは、sysidnis(1M) プログラムが含まれなくなる予定です。 sysidnis(1m) は、インストールおよびアップグレード中や、 sys-unconfig(1M) によって構成を解除した後に、ネームサービスを構成するためのシステム認識プログラムです。
sysidnis(1M) の機能は、sysidns(1M) に含まれることになる予定です。
XIL は将来のリリースでサポートが中止される予定です。XIL プログラムのコンパ イル時に次の警告メッセージが出力されます。
#error: "XGL has been declared Obsolete and may not be present in versions of Solaris after 8.#define SUNXIL_WARNING_DISABLE (or use -D) to disable this message." |
XIL プログラムをコンパイルするには、次のいずれかの方法で警告メッセージが出 力されないようにしてください。
#define をプログラムに追加する
#define SUNXIL_WARNING_DISABLE |
コンパイラ指令を使用する
-DSUNXIL_WARNING_DISABLE |
新しいコンソールサブシステムによって、SPARC システム上で使用されている同等のサブシステムとの互換性がより高くなり、将来における拡張性が高まります。またこれによって、文書化されている一部のインタフェースの他に、文書化されていないまたはサポートされていない多くのインタフェースが無効になります。
文書化されている以下のインタフェースは、今後のリリースでサポートされなくなる予定です。
pcmapkeys(1)
loadfont(1)
loadfont(4)
キーボードをプログラミングする場合は、pcmapkeys(1) の代わりに loadkeys(1) を使用してください。コンソールモードでは、異なるフォントをビデオカードに読み込むための機構がなくなる予定です。利用できるフォントは ISO8859-1 だけです。
文書に記述されていないまたはサポートされていない以下のインタフェースは、今後のリリースで利用できなくなる予定です。
/usr/include/sys/kd.h にリストされている ioctls
/usr/include/sys/vt.h にリストされている ioctls
仮想端末に対するサポート
仮想端末をサポートするための /dev/vt* 特殊ファイル
コンソールの端末タイプは、AT386 ではなく sun-color に基づく予定です。