Solaris 7 - 11/99 ご使用にあたって (Intel 版)

Solaris 7 オペレーティング環境での Motif プログラムのコンパイルについて (バグ ID:4172061)

Solaris 7 オペレーティング環境で Motif プログラムをコンパイルする時に、Solaris 2.4、2.5、2.5.1、2.6 のいずれかのオペレーティング環境でコンパイルした Motif API を使用している共有ライブラリにリンクすると、コアダンプが発生します。これは、上記の旧バージョンの Solaris オペレーティング環境でコンパイルされた共有ライブラリは Motif 1.2 を使用しており、Solaris 7 オペレーティング環境でコンパイルされたプログラムは Motif 2.1 を使用しているためです。これはバイナリ互換の問題ではないので、Solaris 2.4、2.5、2.5.1、2.6 オペレーティング環境でコンパイルしたアプリケーションは、Solaris 7 オペレーティング環境において問題なく動作します。

回避方法 : Motif ライブラリに直接リンクされている古いバージョンの共有ライブラリがある場合に、Motif ライブラリとその古いバージョンの共有ライブラリの両方にリンクされているプログラムをコンパイルするには、次のようなコンパイル行を使用してください。


cc foo.c -o foo -DMOTIF12_HEADERS -I/usr/openwin/include -I/usr/dt/include
-lXm12 -lXt -lX11

foo には、コンパイルするプログラムの名前を指定してください。