SunVTS 3.4 テストリファレンスマニュアル

dpttest のコマンド行構文

/opt/SUNWvts/bin/dpttest [標準引数] -o dev=デバイスのシリアル番号, dma=Enable|Disable,BIST=Enable|Disable, memchk=無効|16M|32M|48M|64M|128M|192M|256M

表 11-3 dpttest のコマンド行構文

引数 

説明 

dev=デバイスのシリアル番号

テスト対象のカードのシリアル番号を指定します。シリアル番号は、メインカードの裏側のラベルに記載されています。バッテリユニットまたは SCSI ドーターボードのシリアル番号を参照しないようにしてください。 

デフォルト値はありません。このオプションは必須です。 

dma=Enable|Disable

DMA サブテストを有効または無効にします。 

デフォルト: 機能テストモードの場合は有効、接続テストモードの場合は無効になります。 

BIST=Enable|Disable

BIST サブテストを有効または無効にします。 デフォルト値: すべてのテストモードにおいて有効になります。 

memchk=Enable|16M |32M|48M|64M|128M |192M|256M

メモリーチェックサブテストでチェックするメモリーの量を指定します。無効にした場合は、メモリの検証は行われません。有効な値が設定されると、テストはアダプタのそのメモリー量の構成を検証します。 デフォルト: 機能テストモードの場合は有効、接続テストモードの場合は無効になります。