Sun NFS サーバーの調整

性能の低下の原因がディスクにあるかどうかを確認する

NFS 要求のストリームには相関関係がほとんどないため、生成されるディスクアクセスには、ディスクに対する大量のランダムアクセスが含まれます。ランダム入出力の最大回数は、ディスク 1 台当たり 40 〜 90 回です。

1 台のディスクドライブが、最大ランダム入出力能力の 60 % を超えて使用されると、そのディスクが性能上の障害となります。

性能の低下の原因がディスクにあるかどうかを確認するには、iostat コマンドを使用して 1 秒あたりの読み取り・書き込み回数を調べます (第 2 章「NFS 性能の分析」 「NFS サーバーの検査」を参照)。