Java ES のコンポーネント製品の多くは、インストール時にある程度の設定を行う必要があります。インストール時に実行する設定の範囲は、選択したコンポーネントおよびインストールオプションの種類によって異なります。
インストーラで、次の設定オプションを使用できます。
「あとで設定」: インストール時は、インストールに必要な最小限の値だけを入力し、インストール後に詳細な設定を行います。
「今すぐ設定」: インストール時に、インストール中の設定が可能なコンポーネント製品を設定できます。指定する情報は、いくつかの共通パラメータだけの場合もあれば (共通サーバー設定)、コンポーネントに固有の詳細なパラメータを含む場合もあります (コンポーネント設定)。
「共通サーバー設定」は、複数のコンポーネントが使用するパラメータを設定します。たとえば、ほとんどのコンポーネントでは、管理 ID およびパスワードを指定する必要があります。これらの共通の値を設定することで、すべてのコンポーネントの管理 ID とパスワードのデフォルト値を設定できます。「コンポーネント設定」は、特定のコンポーネントに適用するパラメータを設定します。これらの設定は、インストール時に「今すぐ設定」オプションを選択した場合にのみ要求されます。これらの設定の一部は、共通サーバー設定から取り込まれます。