Instant Messaging コアサブコンポーネントでは、Access Manager が必要ですが、必ずしもローカルコピーである必要はありません。Instant Messaging リソースサブコンポーネントの場合、Access Manager SDK が Instant Messaging のローカルになければなりません。Access Manager には Web コンテナが必要です。このコンテナはリモートに配置できます。Access Manager を使用する場合、Directory Server が必要ですが、必ずしもローカルコピーである必要はありません。Instant Messaging で Access Manager を使用する場合、Access Manager SDK も使用する必要があります。
Access Manager を Portal Server、Messaging Server、Calendar Server、Delegated Administrator、または Instant Messaging とともにインストールする場合は、Access Manager 旧バージョン (6.x) インストールタイプを使用する必要があります。Access Manager レルム (7.x) インストールタイプは、これらのコンポーネントを 1 つもインストールしない場合にのみ使用できます。
インストーラは、Instant Messaging が依存するコンポーネントを自動的に選択しません。これらのコンポーネントは、手動で選択する必要があります。
Instant Messaging でその他のコンポーネントを配備する場合は、Instant Messaging を設定する前に、その他のコンポーネントを設定する必要があります。
Instant Messaging で一般的に配備される Java ES コンポーネントには、Messaging Server、Calendar Server、および Portal Server (Access Manager で使用) があります。
大まかにいって次のタスクが必要です。
Directory Server をインストールし、起動します。
管理サーバーは Directory Server のグラフィカルインタフェースを提供するので、管理サーバーも選択することをお勧めします。
大まかにいって次のタスクが必要です。
Java ES インストーラを実行します。
コンポーネントの選択で、Instant Messaging と Web Server を選択します。
Directory Server の選択を解除し、プロンプト表示でリモートコピーを指定します。
非互換性の問題を解決します。
インストーラは、ホスト上のソフトウェアを検証し、非互換性が識別された場合のガイダンスを示します。
インストールディレクトリを確認します。
「今すぐ設定」または「あとで設定」オプションを選択します。
Instant Messaging は、インストール時に設定できません。
「今すぐ設定」オプションでは、Web Server の設定ページが表示されます。
『Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールリファレンス』の第 1 章「設定情報」に示す表から、設定情報を収集します。
「あとで設定」オプションでは、設定ページは表示されません。
インストールを実行します。
インストールサマリーとログを表示します。
インストール後の設定を完了します。
「「あとで設定」設定オプションでのインストール後の Instant Messaging の設定」 (オプション) リモートコンポーネントの場合は、Instant Messaging の設定時に Directory Server、Access Manager、および Web Server のリモートの場所を指定します。
次の順序で、コンポーネントを起動します。