Application Server は「ドメイン」として設定されます。インストーラは、デフォルトのポート番号 4849 を使ってデフォルトの管理ドメインを作成します。管理サーバーのインスタンス名は、「server」です。Application Server を使用するには、ドメインを起動し、グラフィカルな管理コンソールにアクセスします。詳細については、『Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 Administration Guide』の第 1 章「Getting Started」を参照してください。
Application Server を起動すると Message Queue も起動されます。
コマンド行で、ApplicationServer-base/bin ディレクトリに移動し、次のコマンドを入力します。
% asadmin start-domain --user admin-id --passwordfile \ path_to_admin-password_file domainname |
オプション部分には、インストール時に指定した値を入力してください。サーバーが起動中であることを通知するメッセージが表示されます。
Starting Domain domain1, please wait. Log redirected to install_dir... |
起動プロセスが完了すると、さらに次のメッセージが表示されます。
Domain domain1 started |
Application Server プロセスが実行中であることを確認します。たとえば、Solaris OS の場合は次のようにします。
/usr/bin/ps -ef | grep appserv |
/opt/SUNWappserver/appserver/lib/appservDAS domain1 |
管理コンソールにアクセスするには、ブラウザで次の URL 形式を使用します。 https://localhost:port
Application Server をインストールしたホストでブラウザを実行している場合は、ホスト名に localhost を指定します。ブラウザが別のシステム上にある場合は、localhost の代わりに Application Server ソフトウェアを実行しているシステムの名前を指定します。port 変数には、インストール時に割り当てられた管理ポート番号を指定します。インストール時に割り当てられるデフォルトのポート番号は 4849 です。
https://mycomputer.example.com:4849 |
管理コンソールのログイン画面が表示されるはずです。
Application Server のインストール方法、ドメイン管理サーバー、およびさまざまなポート番号と概念の詳細については、『Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 Installation Guide』を参照してください。