Sun Java Enterprise System 2005Q4 配備計画ガイド

論理設計フェーズ

論理設計では、技術要件フェーズで得られたユースケースをインプットとして使用して、ソリューションの実装に必要な Java Enterprise System コンポーネントを特定します。それらの Java ES コンポーネントをサポートするコンポートを特定するとともに、ビジネス要件を満たすために必要な、追加のカスタム開発されたコンポーネントをすべて特定します。その後、コンポーネント間の相互関係を示す論理アーキテクチャー内のコンポーネントをマッピングします。論理アーキテクチャーには、ソリューションの実装に必要なハードウェアは特定しません。

論理設計フェーズのアウトプットは、論理アーキテクチャーです。論理アーキテクチャーだけでは、配備設計を開始するには不十分です。技術要件フェーズからの QoS 要件も必要です。技術要件フェーズからの論理アーキテクチャーと QoS 要件により、配備シナリオが形成されます。この配備シナリオが、配備設計フェーズへのインプットとなります。

論理設計の詳細については、第 4 章「論理設計」を参照してください。