通常は、CPU の数を偶数値に切り上げます。偶数値に切り上げることで、2 つの物理サーバーに CPU 見積もりを均等に分割できるとともに、潜在処理能力の小さな要因が追加されます。ただし、サービスのレプリケーションに対する特定のニーズに基づいて切り上げる必要があります。
原則として、CPU ごとに 2G バイトのメモリを許容します。必要な実際のメモリは、特定の使用パターンによって異なります。 これは、テストで決定できます。
次の表は、アイデンティティーベースの通信に関する最終見積もりの例です。これらの見積りには、セキュリティーおよび可用性のために追加される可能性のある、追加の処理能力は含まれていません。セキュリティーおよび可用性のための各合計は、この後の節で加えられます。
表 5–4 サポートするコンポーネントのための CPU 見積もりの調整
コンポーネント |
CPU の数 |
メモリ |
---|---|---|
Portal Server |
4 |
8G バイト |
Communications Express |
2 |
4G バイト |
Messaging Server (MTA、着信) |
2 |
4G バイト |
Messaging Server (MTA、発信) |
2 |
4G バイト |
Messaging Server (MMP) |
2 |
4G バイト |
Messaging Server (メッセージストア) |
2 |
4G バイト |
Access Manager |
2 |
4G バイト |
Calendar Server |
2 |
4G バイト |
Directory Server |
4 |
8G バイト (3 CPU/6G バイトメモリから切り上げ) |
Web Server |
0 |
0 |