Access Manager 情報ツリーには、システムアクセスに関連する情報が含まれます。それぞれの Access Manager インスタンスは、Sun Java System Directory Server 内で別々の情報ツリーを作成し、維持します。Access Manager 情報ツリーには、任意の名前 (サフィックス) を付けることができます。Access Manager 情報ツリーには、次の節で説明するレルム (必要に応じてサブレルム) が含まれます。
レルムおよび任意のサブレルムは Access Manager 情報ツリーの一部であり、ユーザーまたはグループあるいはその両方を定義する設定情報、ユーザーの認証方法、ユーザーがアクセスできるリソース、ユーザーがリソースへのアクセス権を与えられた後にアプリケーションで利用可能な情報が含まれます。レルムまたはサブレルムには、国際化設定、パスワードリセット設定、セッション設定、コンソール設定、およびユーザー設定などの、その他の設定情報も含まれます。レルムまたはサブレルムは、空であってもかまいません。
レルムを作成するには、Access Manager コンソールまたは amadmin CLI ユーティリティーのどちらかを使用します。詳細は、コンソールのオンラインヘルプまたは『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 管理ガイド』の第 14 章「amadmin コマンド行ツール」を参照してください。