Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 リリースノート

classpath が移行されないため、Access Manager のアップグレードが失敗する (6284595)

Access Manager を Java ES 2004Q2 から Java ES 2005Q4 へのアップグレード中、Java ES 2004Q2 から Java ES 2005Q1 へのアップグレードは失敗します。Access Manager が配備されていた Application Server も Java ES 2004Q2 から Java ES 2005Q4 へアップグレードされるため、アップグレード後の domain.xml ファイル内の classpath に、Access Manager JAR ファイルのパスがないことが原因です。

回避方法: 次の手順を実行します。

  1. comm_dssetup.pl スクリプトには問題があるため、amupgrade スクリプトを実行する前に、Directory Server のインデックスを再作成します。

  2. Access Manager のエントリをノードエージェントの server.policy ファイルに追加します。デフォルトのサーバーポリシー (/var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/config/server.policy) からの server.policy のコピーで十分です。

  3. ノードエージェントの domain.xml ファイル内の classpath を、次の手順で更新します。server.xml ファイルにある java-config 要素の server-classpath 属性から、classpath-suffix および該当する classpath を、domain.xmljava-config 要素のそれぞれの属性にコピーします。java-config 要素は、domain.xml 内の config 要素の下にあります。