Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 リリースノート

CR# 6460085 reinstallRTM を実行して Web アプリケーションを再配備すると、WebSphere 上のサーバーにアクセスできなくなる

Red Hat Linux AS 3.0 Update 4 で IBM WebSphere Application Server 5.1.1.6 上の DEPLOY_LEVEL=1 配備に Access Manager 7 パッチ 3 を適用したあと、reinstallRTM スクリプトを実行して RTM RPM を復元します。次に、reinstallRTM スクリプトによって生成された amsilent ファイルを編集してから、Web アプリケーションを再配備します。stopServer.sh スクリプトと startServer.sh スクリプトを使用して WebSphere を再起動します。しかし、ログインページにアクセスすると、amlcontroller フィルタに関連する 500 エラーが WebSphere で表示されます。

この問題は、reinstallRTM スクリプトによって生成される新しい server.xml ファイルが破損しているために発生します。

回避方法: amconfig スクリプトでバックアップした server.xml ファイルは有効です。この以前のコピーを次の手順で使用します。

  1. サーバーを停止します。

  2. 破損している server.xml を、amconfig スクリプトでバックアップしておいたコピーで置き換えます。

    amconfig スクリプトでバックアップされた server.xml ファイルの名前は server.xml-orig-pid になります。ここで、pidamwas51config スクリプトのプロセス ID です。このファイルは、次のディレクトリにあります。

    WebSphere-home-directory/config/cells/WebSphere-cell
    /nodes/WebSphere-node/servers/server-name
    
  3. サーバーを再起動します。