分散認証 UI サーバーを Web コンテナに配備したあと、Access Manager のチューニングスクリプトを実行することにより、Web コンテナを調整できます。次の表に示すチューニングスクリプトは、該当する Web コンテナの JVM やその他のチューニングオプションを設定します。
表 2 Access Manager Web コンテナのチューニングスクリプト
Web コンテナ |
チューニングスクリプト |
---|---|
amtune-ws61 |
Web Server 6.1 |
amtune-as7 |
Application Server 7 |
amtune-as8 |
Application Server Enterprise Edition 8.1 |
分散認証 UI サーバーの Web コンテナを調整するには、次の手順に従います。
分散認証 UI サーバーが配備されているシステムには Access Manager サーバーがインストールされていないため、(上の表に示した) 該当する Web コンテナのチューニングスクリプト、amtune-env 設定ファイル、および amtune-utils スクリプトを Access Manager サーバーインストールからコピーします。Solaris または Linux オペレーティングシステムを調整する場合は、amtune-os スクリプトもコピーします。
amtune-env 設定ファイルのパラメータを編集して、Web コンテナとチューニングのオプションを指定します。スクリプトを REVIEW モードで実行するため、amtune-env ファイルに AMTUNE_MODE=REVIEW を設定します。
Web コンテナのチューニングスクリプトを REVIEW モードで実行します。REVIEW モードでは、スクリプトは amtune-env ファイルの値に従ってチューニングによる変更箇所を示しますが、配備に対する実際の変更は行いません。
デバッグログファイルで、推奨されるチューニングを確認します。必要な場合は、この実行結果に基づいて amtune-env ファイルに変更を加えます。
チューニングによる変更を行うため、amtune-env ファイルに AMTUNE_MODE=CHANGE を設定します。
チューニングスクリプトを CHANGE モードで実行し、配備に対してチューニングによる変更を行います。
チューニングスクリプトを実行して Access Manager Web コンテナを調整する方法の詳細は、『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 Performance Tuning Guide』の第 2 章「Access Manager Tuning Scripts」を参照してください。