『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 管理ガイド』では、Sun JavaTM System Access Manager コンソールの使用法、およびコマンド行インタフェースでユーザーとサービスのデータを管理する方法について説明します。
Access Manager は、Sun Java Enterprise System (Java ES) のコンポーネントです。Java ES は、ネットワーク環境またはインターネット環境に分散するエンタープライズアプリケーションのサポートに必要なサービスを提供する一連のソフトウェアコンポーネントです。
本書は、Sun Java System のサーバーとソフトウェアを使用して Web アクセスプラットフォームを実装する IT 管理者およびソフトウェア開発者を対象としています。
本ガイドを読まれる方は、次の技術に精通していることが必要です。
『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 Technical Overview』で説明されている Access Manager の技術的概念
配備先プラットフォーム: SolarisTM または Linux オペレーティングシステム
Access Manager を実行する Web コンテナ: Sun Java System Application Server、Sun Java System Web Server、BEA WebLogic、または IBM WebSphere Application Server
技術的概念: LDAP (Lightweight Directory Access Protocol)、JavaTM テクノロジ、JavaServer PagesTM (JSP) テクノロジ、ハイパーテキスト転送プロトコル (HTTP)、ハイパーテキストマークアップ言語 (HTML)、および XML (eXtensible Markup Language)
以下の関連マニュアルが用意されています。
Access Manager の主要マニュアルセットには、以下のタイトルが含まれます。
『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 リリースノート』は、製品のリリース後にオンラインで参照できます。このリリースの最新情報の説明、既知の問題と制限事項、インストールに関する注意事項、ソフトウェアまたはマニュアルに関する問題の報告方法など、最新の情報を提供します。
『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 Technical Overview』は、Access Manager コンポーネントがどのように連携してアクセス制御機能を統合し、企業資産や Web ベースアプリケーションを保護するかについて、その概要を示します。Access Manager の基本的な概念と用語についても説明します。
『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 配備計画ガイド』は、ソリューションのライフサイクルに基づく Sun JavaTM System Access Manager の計画と配備のソリューションを示します。
『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 Performance Tuning Guide』は、Access Manager とその関連コンポーネントを調整して最適なパフォーマンスを得る方法について説明します。
『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 管理ガイド』は、Access Manager コンソールの使用法、およびコマンド行インタフェースでユーザーとサービスのデータを管理する方法について説明します。
『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 Federation and SAML Administration Guide』は、Liberty Alliance Project 仕様に基づく Federation モジュールに関する情報を提供します。Liberty Alliance Project 仕様に基づく統合サービスに関する情報、Liberty ベースの環境を有効にするための手順、フレームワークを拡張するためのアプリケーションプログラミングインタフェース (API) の概要などが含まれます。
『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 Developer’s Guide』は、Access Manager をカスタマイズし、組織の現在の技術インフラストラクチャーにその機能を統合する方法について説明します。製品とその API のプログラミングに関する情報も含まれます。
『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 C API Reference』は、Access Manager の公開された C API を構成するデータ型、構造体、および関数の概要を示します。
『Java API Reference 』(Part No. 819-2141) は、Access Manager の Java パッケージの実装に関する情報を提供します。
『Sun Java System Access Manager Policy Agent 2.2 User’s Guide』は、Access Manager で利用可能なポリシー機能とポリシーエージェントの概要を示します。
『リリースノート』の更新と主要マニュアルの訂正へのリンクは、Sun Java Enterprise System ドキュメントの Web サイトの Access Manager のページにあります。更新されたマニュアルには、改訂日が記載されています。
次の製品のマニュアルを参照すると、役に立つ情報が見つかることがあります。
このマニュアルでは、追加の関連情報を示すためにサードパーティーの URL を参照しています。
このマニュアルに記載されたサードパーティーの Web サイトの利用可能性について Sun は責任を負いません。これらのサイトや情報源を通して入手される内容、広告、製品、およびその他の資料について、Sun は保証することも、賠償責任などの責任を負うこともありません。これらのサイトや情報源を通して入手される内容、物品、およびサービスを使用または信用することにより発生する、または発生したと主張される、実際の、または申し立てられている損害や損失について、Sun は賠償責任などいかなる責任も負いません。
Sun のサービス |
URL |
内容 |
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マニュアル |
PDF 文書および HTML 文書をダウンロードできます。 |
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サポートおよびトレーニング |
技術サポート、パッチのダウンロード、および Sun のトレーニングコース情報を提供します。 |
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P–1 表記上の規則
字体または記号 |
意味 |
例 |
|
---|---|---|---|
AaBbCc123 |
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。 |
.login ファイルを編集します。 ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。 machine_name% you have mail. |
|
AaBbCc123 |
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 |
machine_name% su Password: |
|
aabbcc123 |
変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 |
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。 |
|
『 』 |
参照する書名を示します。 |
『コードマネージャー・ユーザーズガイド』を参照してください。 |
|
「 」 |
参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。 |
第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。 |
|
\ |
枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。 |
|
コード例は次のように表示されます。
C シェル
machine_name% command y|n [filename] |
C シェルのスーパーユーザー
machine_name# command y|n [filename] |
Bourne シェルおよび Korn シェル
$ command y|n [filename] |
Bourne シェルおよび Korn シェルのスーパーユーザー
# command y|n [filename] |
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。
| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-D は Control キーを押したまま D キーを押すことを意味します。
Sun では、マニュアルの改善のために、皆様からのコメントおよび提案をお待ちしております。
コメントを送るには、http://docs.sun.com にアクセスして「コメントの送信」をクリックしてください。オンラインフォームに、マニュアルのタイトルと Part No. を入力してください。Part No. は、マニュアルのタイトルページか先頭に記述されている 7 桁または 9 桁の番号です。
たとえば、このマニュアルのタイトルは『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 管理ガイド』で、Part No. は 819-3481 です。