Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 管理ガイド

Procedureユーザープロファイルを編集する

管理者ロールを割り当てられていないユーザーが Access Manager に認証されると、そのユーザーのユーザープロファイルがデフォルトの表示になります。また、適切な権限を持つ管理者はユーザープロファイルを編集できます。この表示では、ユーザーが各自の個人プロファイルに特有の属性値を編集できます。ユーザープロファイルビューに表示された属性は、展開することができます。オブジェクトおよびアイデンティティーのためにカスタマイズされた属性の追加については、『Access Manager Developer's Guide』を参照してください。

手順
  1. プロファイルが編集されるユーザーを選択します。デフォルトでは、「一般」表示となっています。

  2. 次のフィールドを編集します。

    「名」

    このフィールドには、ユーザーの名 (ファーストネーム) を指定します。

    「姓」

    このフィールドはユーザーの姓 (ラストネーム) を取得します。

    「フルネーム」

    このフィールドはユーザーのフルネームを取得します。

    「パスワード」

    「編集」リンクをクリックして、ユーザーのパスワードを追加し、確認します。

    「電子メールアドレス」

    このフィールドで、ユーザーの電子メールアドレスを指定します。

    「社員番号」

    このフィールドで、ユーザーの社員番号を指定します。

    「電話番号」

    このフィールドで、ユーザーの電話番号を指定します。

    「ホームアドレス」

    このフィールドで、ユーザーのホームアドレスを指定します。

    「ユーザー状態」

    このオプションは、Access Manager による認証をユーザーに許可するかどうかを指定します。アクティブなユーザーだけが Access Manager を使用して認証を受けることができます。デフォルト値は「アクティブ」です。プルダウンメニューから次のどちらかを選択することができます。

    • 「アクティブ」— ユーザーは Access Manager を使用して認証を受けることができます。

    • 「非アクティブ」— ユーザーは Access Manager を使用して認証を受けることはできませんが、ユーザープロファイルはそのままディレクトリに格納されます。


      注 –

      ユーザー状態を「非アクティブ」に変えても、Access Manager による認証に影響するだけです。Directory Server は、nsAccountLock 属性を使用してユーザーアカウント状態を判別しますが、Access Manager での「ユーザー状態」の設定は、nsAccountLock 属性には影響しません。Access Manager にて、ユーザー状態を「非アクティブ」にしたユーザーアカウントでも、Access Manager を必要としないタスクは実行できます。Access Manager 認証だけではなく、ディレクトリのユーザーアカウントも無効にするには、nsAccountLock の値を「false」に設定します。サイトの委託管理者がユーザーを定期的に無効にしている場合は、nsAccountLock 属性を Access Manager のユーザープロファイルページに追加することを検討してください。詳細は、『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 Developer’s Guide』を参照してください。


    「アカウント有効期限」

    この属性が存在し、その値が現在の日時以前であれば、認証サービスはログインを無効にします。この属性の形式は次のとおりです。mm/dd/yyyy hh:mm

    「ユーザー認証設定」

    この属性は、ユーザーの認証連鎖を設定します。

    「ユーザーエイリアスリスト」

    このフィールドは、ユーザーに適用される可能性のあるエイリアスを定義します。この属性に設定されたエイリアスを使用するために、iplanet-am-user-alias-list 属性を LDAP サービスのユーザーエントリ検索属性フィールドに追加して、LDAP サービスを修正する必要があります。

    「設定ロケール」

    このフィールドは、ユーザーのロケールを指定します。

    「成功 URL」

    この属性は、認証が成功した場合にユーザーをリダイレクトする URL を指定します。

    「失敗 URL」

    この属性は、認証が失敗した場合にユーザーをリダイレクトする URL を指定します。

    「パスワードリセットオプション」

    ここでは、パスワードを忘れた場合に使用する質問を選択します。パスワードを忘れたときは、選択した質問に答えることで、パスワードを回復できます。

    「ユーザーディスカバリのリソースオファリング」

    ユーザーの、ユーザーディスカバリサービスのリソースオファリングを設定します。

    「MSISDN 番号」

    MSISDN 認証を使用している場合に、ユーザーの MSISDN 番号を定義します。