Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 管理ガイド

証明書

証明書に基づく認証では、個人用デジタル証明書 (PDC) を使用してユーザーを特定し、認証します。Directory Server に格納された PDC に一致すること、また証明書失効リスト (CRL) で確認されていることを求めるように、PDC を設定できます。

証明書に基づく認証モジュールをレルムに追加する前に、行う必要のある作業があります。まず、Access Manager とともにインストールした Web コンテナを保護し、証明書に基づく認証で使用できるように設定する必要があります。証明書に基づくモジュールを有効にする前に、Web Server に対するこれらの初期設定手順について、『Sun ONE Web Server 6.1 管理者ガイド』の第 6 章「証明書と鍵の使用」を参照してください。このマニュアルは、次の場所にあります。

http://docs.sun.com/db/prod/s1websrv#hic

または、次の場所にある『Sun ONE Application Sever Administrator's Guide to Security』を参照してください。

http://docs.sun.com/db/prod/s1appsrv#hic


注 –

証明書に基づくモジュールを使用して認証されるユーザーは、ブラウザ用に PDC を要求する必要があります。使用しているブラウザによって、手順が異なります。詳細は、お使いのブラウザのマニュアルを参照してください。


このモジュールを追加するためには、Access Manager にレルム管理者としてログインし、Access Manager と Web コンテナに対して SSL を設定し、クライアント認証を有効化しておく必要があります。詳細は、第 3 章「Access Manager の SSL モードへの設定」を参照してください。