Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 管理ガイド

Windows NT

Access Manager は、すでにインストールされている Windows NT サーバーまたは Windows 2000 サーバーで使用できるように設定できます。Access Manager は、NT 認証のクライアント部分を担当します。

  1. NT サーバーを設定します。詳しい手順については、Windows NT サーバーのマニュアルを参照してください。

  2. Windows NT 認証モジュールを追加し、有効にする前に、Samba クライアントを入手してインストールし、Solaris システム上の Access Manager と通信できるようにする必要があります。

Samba クライアントのインストール

Windows NT 認証モジュールをアクティブにするには、Samba Client 2.2.2 をダウンロードして次のディレクトリにインストールする必要があります。

AccessManager-base/SUNWam/bin

Samba Client は、Windows マシンと UNIX マシンを共存させるためのファイルサーバー兼プリントサーバーで、専用の Windows NT/2000 Server を必要としません。詳細とダウンロードについては、http://wwws.sun.com/software/download/products/3e3af224.html を参照してください。

Red Hat Linux とともに出荷される Samba クライアントは、次のディレクトリに置かれています。

/usr/bin

Linux 用 Windows NT 認証モジュールを使って認証を行うためには、クライアントのバイナリを Access Manager の次のディレクトリにコピーします。

AccessManager-base/sun/identity/bin

注 –

複数のインタフェースがある場合には、追加の設定が必要です。複数のインタフェースは smb.conf ファイルで設定し、それを mbclient へ伝えることにより、設定できます。