管理者ロールを持つユーザーが Access Manager から認証されると、デフォルトのビューが管理ビューになります。このビューでは、管理者は Access Manager に関連するほとんどの管理タスクを実行できます。Access Manager は、レルムモードと旧バージョンモードの 2 つのモードでインストールできます。それぞれのモードには、固有のコンソールが使用されます。レルムモードと旧バージョンモードの詳細は、『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 Technical Overview』を参照してください。
管理者はレルムモードのコンソールを使用して、レルムベースのアクセス制御、デフォルトのサービス設定、Web サービスおよび連携を管理できます。管理者ログイン画面にアクセスするには、ブラウザで次のアドレス構文を使用します。
protocol://servername/amserver/UI/Login
protocol には、配備方法に応じて http または https を指定します。
旧バージョンモードのコンソールは、Access Manager 6.3 アーキテクチャーに基づいて設計されています。この旧バージョンの Access Manager アーキテクチャーでは、Sun Java System Directory Server に備えられている LDAP ディレクトリ情報ツリー (directory information tree、DIT) が使用されます。旧バージョンモードでは、ユーザー情報とアクセス制御情報が LDAP 組織に格納されます。旧バージョンモードを選択した場合、LDAP 組織はアクセス制御レルムに相当します。レルム情報は、LDAP 組織に統合されます。旧バージョンモードでは、「ディレクトリ管理」タブを使用して、Access Manager ベースのアイデンティティー管理を行うことができます。
管理者ログイン画面にアクセスするには、ブラウザで次のアドレス構文を使用します。
protocol://servername/amserver/console
protocol には、配備方法に応じて http または https を指定します。
Access Manager 6.3 の一部の機能は、Access Manager 7.0 コンソールでは使用できません。このため、管理者は 7.0 の旧バージョン配備から 6.3 コンソールにログインできるようになっています。Access Manager を構築する Sun Java System Portal Server またはその他の Sun Java System 通信製品の 主アイデンティティーリポジトリとして、Sun Java System Directory Server を使用しなければならない場合には、通常はこのコンソールを使用します。委任管理やサービスクラスなどのほかの機能には、このコンソールだけからアクセスできます。
6.3 旧バージョンモードコンソールと 7.0 旧バージョンモードコンソールを交互に使用しないでください。
6.3 コンソールにアクセスするには、ブラウザで次のアドレス構文を使用します。
protocol://servername/amconsole
protocol には、配備方法に応じて http または https を指定します。