Microsoft Outlook 版 Connector は Outlook のプラグインであり、一般ユーザーのデスクトップにインストールする必要があります。組織の Microsoft Outlook 版 Connector の配備を支援するための配備および設定プログラムが用意されています。
Sun Java System Microsoft Outlook 版 Connector をインストールする前に、必要なパッチについての最新情報を SunSolve Web サイトで確認してください。
インストールと配備には、次の 3 段階のプロセスがあります。
管理者パッケージのインストール。
一般ユーザー用インストールパッケージの作成。
インストールパッケージの配備。
Microsoft Outlook 版 Connector パッケージには、管理者パッケージのインストーラが付属しています。システム管理者は、一般ユーザー用に設定ウィザードと呼ばれる専用のインストールパッケージを準備する必要があります。設定ウィザードによって、デスクトップへの Microsoft Outlook 版 Connector ソフトウェアのインストールと設定が行われます。このインストールパッケージは、イントールのプロセスを単純化および自動化するよう設計されています。
インストール、設定、および配備の手順については、次の各マニュアルを参照してください。
『Sun Java System Connector for Microsoft Outlook 7 2005Q4 Installation Guide』は、管理者パッケージのインストール方法を説明しています。
『Sun Java System Connector for Microsoft Outlook 7 2005Q4 Administration Guide』は、Deployment Configuration Program を使用した一般ユーザー用パッケージの作成方法を説明しています。
『Sun Java System Connector for Microsoft Outlook 7 2005Q4 Deployment Planning Guide』は、Microsoft Outlook 版 Connector の配備について説明しています。
Microsoft Outlook 版 Connector の設定時および構成時に実行できるオプションの手順の 1 つに、デスクトップ上に存在するデータの変換があります。この変換処理は、管理者が一般ユーザー用インストールパッケージの作成時に「既存のプロファイルを変換する」オプションを有効にした場合のみ呼び出されます。この変換処理は、サーバーベースの移行の必要性を置き換えるものではないことに注意してください。Sun では、既存の Exchange 配備から Sun Java Enterprise System へのデータとユーザーの移行を支援する移行サービスを提供しています。
Microsoft Outlook 版 Connector を正しく機能させるには、Sun Java System Directory Server の全体的なパフォーマンス向上のために、次の LDAP 属性について少なくとも実在インデックスと等価インデックスを作成してください。
icsCalendar
mailalternateaddress
これらの属性の詳細については、『Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 Administration Guide』および 『Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド』を参照してください。