Sun Java System Communications Services 2005Q4 リリースノート

管理コンソール

Sun Java System 管理コンソールは、推奨されなくなり、将来のリリースでは Messaging Server 製品から削除されます。

次の各バグは、非推奨の管理コンソール製品に影響します。

Red Hat Linux プラットフォームで管理コンソールを起動できない。(6215646)

Red Hat Linux 3.x では、管理コンソールを起動できません。管理コンソールで Messaging Server ノードまたは「開く」ボタンをクリックしても、何も起こりません。Red Hat Linux 2.x では、コンソールは起動されますが、「証明書の管理」ボタンが表示されません。

管理コンソールからサービスを起動/停止できない (6215105)

IMAP、POP、MTA、および HTTP サービスを管理コンソールから停止できません。最終的にはコンソールが停止します。このバグは、次回のパッチリリースで修正されます。

Administration Server コンソールは、SSL モードに事前設定された Messaging Server を認識しない。(5085667)

SSL を使用するように Messaging Server を事前設定した場合に、Administration Server コンソールから Messaging Server の設定にアクセスする場合は、コンソールはインストールされた証明書を認識しません。Administration Server コンソールは、新しいキーデータベースの作成を試みます。

回避策

管理コンソールを使用する前に、次のようにして SSL 証明書のシンボリックリンク (symlink) を、<msg-svr-root>/config 領域から <admin-server-root>/alias 領域へ作成します。

(Linux) オンラインヘルプを開こうとすると、Messaging Server コンソールにエラーが表示される。(5054732)

管理コンソールからユーザーを作成できない (4852026 および 4852004)

Messaging Server では、管理コンソールを使用してユーザーまたはグループを作成することができなくなりました。ユーザーエントリとグループエントリは、ユーザー管理ユーティリティーを使用して作成する必要があります。管理コンソールを使用して作成したユーザーとしてログインするか、そのようなユーザーにメールを送信すると、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。

Quota root does not exist

4.0.0 temporary error returned by alias expansion: . . .