Java Enterprise Server インストーラを使用して Portal Server および Access Manager SDK をインストールした後、次のいずれかの方法を使用して、JSR168 サンプルポートレットまたは WSRP サンプルをインストールします。BEA WebLogic Server™ または IBM WebSphere® Application Server を使用する場合は、JSR168 サンプルポートレットと WSRP サンプルの両方をインストールします。Sun Java System Web Server または Sun Java System Application Server を使用する場合は、WSRP サンプルをインストールします。
Mobile Access は IBM WebSphere または BEA WebLogic をサポートしていません。
次の手順は、Solaris プラットフォームに Portal Server をインストールする場合にのみ適用されます。
BEA WebLogic 8.1 または IBM WebSphere Application Server 5.1 インスタンスを再起動します。
次のコマンドを実行して、JSR168 ポートレットのサンプルをインストールします。
PortalServer-base/lib/postinstall_PortletSamples
プロンプトが表示されたら、Access Manager の管理パスワードと Application Server の管理パスワードを入力します。
portletsamples.war ファイルが配備されます。
PATH の設定に /usr/bin が含まれていることを確認します。これは、スクリプトの awk の部分を正常に実行するために必要です。
次のコマンドを実行して WSRP サンプルを設定します。
Portal Server および Access Manager SDK を、Sun Java System Web Server 6.1 および Sun Java System Application Server 7 上にインストールした後に、次の手順を手動で行う必要があります。
Web Server または Application Server のインスタンスを再起動します。
PATH の設定に /usr/bin が含まれていることを確認します。これは、スクリプトの awk の部分を正常に実行するために必要です。
次のコマンドを実行して WSRP サンプルを設定します。
ユーザーセッションがタイムアウトになるか、ユーザーセッションのログアウト動作が行われると、Sun Java System Identity Server はセッション通知をゲートウェイに送信します。Sun Java System Identity Server が HTTP モードで実行している場合でも、HttpsURLConnection を使用して SSL クライアントとして動作し、通知を送信します。SSL サーバー (ゲートウェイ) に接続するので、信頼できる CA リストの一部としてゲートウェイ CA 証明書を持っているか、自己署名証明書を許可するオプションを用意するようにします。
CA を信頼できる CA リストに追加する方法は、定義されているプロトコルハンドラによって異なります。
HttpsURLConnection を作成するには、Java 仮想マシン (JVM™) の -Djava.protocol.handler.pkgs プロパティーを設定する必要があります。
Portal Server が Sun Java System Web Server、Sun Java System Application Server、または BEA WebLogic Server で稼働している場合、このプロパティーはデフォルトで正しく com.iplanet.services.com に設定されます。Sun Java System Identity Server のパッケージには、HttpsURLConnection の実装があり、AMConfig.properties ファイルで com.iplanet.am.jssproxy.trustAllServerCerts=true フラグを追加することにより、SSL サーバーから自己署名証明書を受け入れるオプションを提供しています。
-Djava.protocol.handler.pkgs は、IBM WebSphere Application Server の場合には、デフォルトで設定されません。サポートするアプリケーションサーバーに実装された HttpsURLConnection では、それぞれ独自のデフォルトハンドラ (JSSE 実装または カスタム SSL 実装など) を使用する必要があります。
第 2 のポータルに第 2 のゲートウェイをインストールする場合は、第 2 のポータルをポイントするように Cookie URL の転送値を手動で更新する必要があります。
Access Manager 管理コンソールにログインします。
「サービス設定」タブを選択します。
「ゲートウェイ」をクリックします。
第 2 のポータルを Cookie URL の転送リストに追加します。
次のコマンドを使用してゲートウェイを起動します。
gateway-base/SUNWps/bin/gateway -n new-profile-name start
default は、インストール時に作成されたゲートウェイプロファイルのデフォルト名です。独自のプロファイルを後で作成し、その新しいプロファイルを使用してゲートウェイを再起動できます。『Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 6 2005Q4 管理ガイド』の第 2 章「ゲートウェイプロファイルの作成」を参照してください。
複数のゲートウェイインスタンスがある場合は、次のように入力します。
gateway-base/SUNWps/bin/gateway start
ゲートウェイのインストール時に、インストールオプションの後で「ゲートウェイの起動」に「y」を選択した場合は、この手順は不要です。
必ず、起動させるインスタンスの設定ファイルだけを /etc/opt/SUNWps ディレクトリに格納しておいてください。
特定のノードで稼働しているゲートウェイインスタンスすべてを停止するには、次のコマンドを使用します。
gateway-base/SUNWps/bin/gateway stop
Netlet およびゲートウェイでは、PAC ファイルをサポートする場合に、SUNWrhino としてバンドルされている Rhino JavaScript™ パーサーが必要になります。このパーサーは、ゲートウェイと Portal Server ノードにインストールする必要があります。インストールするには、次の手順に従います。
現在のディレクトリから pkgadd -d . SUNWrhino を実行して、このパッケージを追加します。
package-base-dir/js.jar を、次のディレクトリにコピーします。
${JAVA_HOME}/jre/lib/ext
Netlet プロキシと Rewriter プロキシを起動する前に、ゲートウェイプロファイルが、Netlet プロキシと Rewriter プロキシのオプションを指定して更新されていることを確認してください。
Netlet プロキシを起動するオプションをインストール時に選択しなかった場合は、手動で Netlet プロキシを起動できます。portal-proxy-base/SUNWps/bin ディレクトリで、次のように入力します。
./netletd -n default start
Rewriter プロキシを手動で起動するオプションをインストール時に選択しなかった場合は、手動で Rewriter プロキシを起動できます。portal-proxy-base/SUNWps/bin ディレクトリで、次のように入力します。
./rwproxyd -n default start
すべてのユーザーに対するアクセスリストサービスを有効にして、ゲートウェイ経由のアクセスが許可されるようにしてください。
Sun Java System Portal Server のソフトウェア NetFile では、Windows にアクセスするために、SUNWjcifs としてバンドルされている jCIFS ライブラリが必要です。このライブラリは、Portal Server ノードにのみインストールする必要があります。インストールするには、次の手順に従います。