Sun Java System Portal Server 6 2005Q4 リリースノート

Sun Java Enterprise System 4 リリースの既知の問題と制限

インストール


Application Server ログに Java 例外が含まれているが、インストールは成功する (6320674)

説明:

Portal Server のインストール中に Application Server ログに次の例外が表示されることがあります。

java.lang.ClassNotFoundException:

com.sun.mobile.filter.AMLController

対処方法:

なし。この動作は正常です。

Access Manager


Access Manager を BEA WebLogic 8.1 にインストールすると例外がスローされる (6285776)

説明:

Access Manager を BEA WebLogic 8.1 Web コンテナにインストールすると、BEA WebLogic ログに例外がスローされます。

また、WebLogic の起動時および amconsole へのログイン時にエラーが発生します。

対処方法:

なし

コミュニケーションチャネル


コミュニケーションチャネルのパスワードフィールドにパスワードが表示される (6280707)

説明:

コミュニケーションチャネルのパスワードフィールドには、チャネルを設定する前に値が表示されます。

対処方法:

なし


ユニバーサル Web クライアント (UWC) のカレンダがゲートウェイを経由して表示されない (6218353)

説明:

「カレンダを起動」リンクをクリックすると、エラーメッセージが表示されます。

対処方法:

UWC のゲートウェイで次の手順を実行し、ゲートウェイを操作します。

  1. 管理コンソールにログインし、「サービス設定」の下にあるゲートウェイプロファイルをクリックします。

  2. 「コア」タブで Cookie 管理を有効にします。

  3. 「セッションの転送先 URl」のリストボックスで、「カレンダ」、「メッセージ」、および「UWC」の URL とポート番号を追加します。

  4. 「リライタ」タブで、「すべての URL をリライト」を有効にします。

  5. ゲートウェイを再起動します。


プロキシ認証が有効になっていると「アドレス帳を起動」リンクが表示されない(2126154)

説明:

デフォルトでは、UWC が有効になっていると、webmailsid クッキーは Messenger Express が使用します。ポータルアドレス帳チャネルの「アドレス帳を起動」は表示されません。このバグを回避するためには、適切なオプションを設定する必要があります。

対処方法:

次の回避策のいずれかを使用します。

  • UWC がインストールされている場合、Messaging Server の local.webmail.sso.uwcenabled オプションは「1」に設定されます。この値は、Cookie を使用するように Messenger Express に通知します。configutil ツールを使用して、local.webmail.sso.uwcenabled オプションを「0」に設定します。

  • local.service.http.cookiename オプションが空白のままか、設定されていないことを確認します。

Secure Remote Access


インストーラが、必要な rpm がインストールされているかどうか確認しない (6295727)

説明:

インストーラは、必要な rpm (gettext-0.10.38-7.rpm) がインストールされているかどうか Linux システムを確認することはしません。

対処方法:

なし

Gateway


新規インストール後の amconsole ログインページが、Access Manager のアップグレード後の amconsole ログインページと異なる (6295051)

説明:

新規インストール後に表示される amconsole ログインページは、Access Manager を Java Enterprise System 3 から Java Enterprise System 4 にアップグレードしたあとの amconsole ログインページとは異なります。

表示されるログアウトページも、新規インストールと Access Manager アップグレードでは異なります。

対処方法:

正しいログインページまたはログアウトページを表示するには、Mozilla ブラウザを再起動してください。


Secure Remote Access の init スクリプトが /etc/init.d/cron を実行しようとする (6300415)

説明:

Secure Remote Access プロキシ (netletd および rwproxyd) の init スクリプトは /etc/init.d/cron を使用して cron を停止および開始しようとしますが、cron は Solaris 10 の SMF によって管理されています。

対処方法:

Solaris 10 システムで、ゲートウェイの watchdog プロセスを開始したあとで、次のコマンドを発行します。

svcadm restart cron

WSRP


Linux の BEA WebLogic 8.1 Web コンテナで WSRP 機能が壊れる (6285752)

説明:

WSRP プロデューサの設定中に、作成されたプロデューサとコンシューマを追加するとエラーが発生します。

対処方法:

なし